マンホールの蓋がカードに!12/9から配布開始


 小樽市のマンホールをデザインした「マンホールカード」(初回4,000枚)が完成。12月9日(土)から、水道局本庁舎(花園2)2階サービス窓口で無料配布を開始した。楽しみながら下水道に興味を持ってもらえればと、関係者は期待を寄せている。
manhollcard1.jpg 全国各地の名産や特色が一目で分かるデザインが施されたマンホールの蓋をカードにした「マンホールカード」の第1弾が、30種28自治体で、2016(平成28)年4月1日からスタート。今回、第6弾目に小樽市が仲間入り。66種64自治体のカードが完成し、累計293種・252自治体が発行され、コレクターの間で話題になっている。
 6弾目に新たに加わった北海道の自治体は、同市の他、北広島市・石狩市・岩内町・奈井江町の5自治体で、北海道では、札幌市をはじめ18自治体が出揃った。
 このカードは、下水道に興味を持ってもうらおうと下水道広報プラットホーム(GKP)が企画し、各自治体と共同で制作。利用者である国民に下水道の理解を深めてもらおうと活動している。
 マンホールの蓋が記載されたカードの表面には、設置されている位置情報が、裏面にはデザインの由来などが記載され、各自治体の水道関連施設や観光案内所等で配布。その土地へ行かなければ手に入らない。
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 平成26(2014)年度下水道60周年を記念して、下水道マンホールの蓋のデザインを「小樽運河」に一新し、このデザインがカードに採用された。小樽運河の浅草橋から望む風景と運河を照らすガス灯がデザインされ、小樽を象徴する風景。図柄は滑り止め効果もある。
 記載されたカラーのマンホールの蓋と同じものは、メルヘン広場に設置されている。
 12月9日から配布を開始し初日は60枚、20日(水)の午前中までに173枚を配布した。 17日(日)までに配布された166枚の内訳は、市外60%・道外12%・市内25%だった。平日は9:00から17:00まで水道局2階サービス窓口で、土日祝の閉庁日は1階当直窓口で対応している。
 同水道局横尾英司主査は、「カードをきっかけに、子ども達などにも下水道に関心を持ってもらえればと思う。1人1枚どなたでも無料でもらえるカード。観光に繋がれば」と期待を寄せている。
 マンホールカード配布開始