ゆらぎの里ヴィオラマスタークラス プレファイナル


 新春の小樽にヴィオラを奏でる今井信子氏率いる「第14回ゆらぎの里ヴィオラマスタークラス」が、2018(平成30)年1月3日(水)から14日(日)まで小樽朝里川温泉で開講される。
 今井氏は、12月31日(日)に小樽入りし、1月2日(火)から4日(木)までに受講生・講師らが揃う。
 2004(平成16)年の設立以来、100名を超える受講生を世界に輩出し、ヴィオラアンサンブルの可能性を大きく広げた演奏会に成長した。
 しかしながら、どこかで区切りをつけ終わることも大切だと考え、2019(平成31)年の第15回をもっと終了することとした。
0108-14VMC.jpg セミファイナルとなる第14回目は、優秀な受講生16名(日本8名・韓国4名・台湾2名・シンガポール1名・中国1名)と、実力ある講師陣8名とアシスタントピアニスト2名、世界のトップシーンで活躍するプロフェッショナルなゲスト5名の総勢31名が出演。過去最多となり、華やかなステージを繰り広げる。
 ヴィオラマスタークラスによる市内(杜のつどい・街角コンサート等)5回の無料の演奏会や、8日(月・祝)の市民センターマリンホール(色内2)で開催の「ニューイヤーコンサート」、14日(日)同マリンホール「プレファイナルコンサート」を予定している。
 今井氏のヴィオラと専属ピアニスト草冬香氏によるシューマンの「おとぎの絵本」などの「ニューイヤーコンサート」と、ヴィヴァルディのソナタやモーツアルトの弦楽五重奏など名曲を聴かせる「プレファイナルコンサート」は、受講生グループが2曲ずつ演奏し、他は、ゲストと講師陣によるプロの演奏会がメインとなる。
 13日(土)マリンホール開催の「ヴィオラブーケコンサート」は、受講生が10分ずつ演奏し、アシスタント等による模範演奏もあり、無料であっても聞き応えのあるプログラム。
 同実行委員会・高野るみ代表は、「多くの皆さんに応援され大きくなり何倍にも成長した。関係者は満足し喜んでいる。この規模で維持するのは大変で、どこかで区切りをつけようと、後2回にしましょうと決めた。今回も大勢の方に愉しんでいただきたい」と話した。
 1月8日(月・祝)のニューイヤーコンサートと14日(日)のプレファイナルコンサート両公演ともに、入場料(全席自由)一般前売2,500円(税込)・当日3,000円(税込)。小学生から高校生まで500円は当日会場にて販売。
 チケット取扱い:小樽市民会館・市民センター・玉光堂駅前店・道新中販売所・大丸プレイガイド・道新プレイガイド
詳しくは14thヴィオラマスタークラス2018HP
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