新年こども会!ゲームや体験に笑顔


kodomokai1.jpg 小樽市主催の小学生以下を対象した「新年こども会」が、1月13日(土)10:00から16:00まで、小樽市勤労青少年ホーム(緑1)で開かれ、正午までに約70名の親子が参加して賑わった。
 地域の少子化に伴い、各町内会で実施していた同会の開催が難しくなったのを受け、2007(平成19)年から毎年開催を続けている。
 同会の企画・運営は、シニアリーダー6名とシニアリーダーOBのボランティア3名の協力により行われ、今年のテーマを「生き物をみる、見る、味る!」とした。
 シニアリーダーは、地域や学校でのリーダーとなる人材を育成することを目的に、市内の中高生を対象に、シニアリーダー養成研修を受けた11名が在籍している。


 1階では、毛糸で動物を作るボンボンクラフトや自分の手形を紙に押して動物に見立てたアートを描く手形アートも開かれ、大勢の子どもが体験した。
kodomokai2.jpg 2階では、釣りゲームや宝探し、ストラックアウトなどの手作りゲームが並び、シニアリーダーと子ども達が一緒に遊んだ。
 10:30と13:30からは、meiji(明治)の食育担当・堤秀子氏が講師となり「みるく教室」が開かれ、事前に予約した各20名が参加した。
 堤氏からクイズを交えて乳牛について学び、生クリームからバターを作った。説明を聞いた後、容器を上下に振りバターを完成。クラッカーにつけて、手作りバターを味わった。
 一番最初にバターを完成させた田中類舜君(小6)は、「初めてバター作りを体験した。容器の上と下を持って、横に振ったのが良かった。少し疲れたけど市販のものよりも美味しかった。ゲームも楽しい」と話した。
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 生活環境部青少年課の山本真由美課長は、「多くの子どもが楽しみ、シニアリーダーも頑張って企画して良かったと思う」と話した。
 現在、地域活動や学校等でリーダーとして活躍できるシニアリーダーを募集している。リーダーとしての役割や心構え、子どもを対象したイベントやレクレーションの企画・運営を学習する研修会に参加できる、市内の中高生が対象。問合せ:0134-24-0920 小樽市生活環境部青少年課担当:吉田・千嶋
 シニアリーダー養成研修の募集について
 新年子ども会の開催について