豊かな感性!小中学生の図工美術展


 豊かな感性が作品に溢れる、小樽市小・中学校図工美術展が、1月24日(水)から28日(日)まで市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリーで開かれている。主催は小樽市教育委員会・小樽市教育研究会。
syotyuart1.jpg 市内の小中学校に通う児童・生徒が、図工や美術の時間で制作した平面・立体作品を一堂に集めた。
 小学生388点と中学生598点の合計986点の多彩は作品は、豊かな感性でのびのびと表現された力作で、見応えがある。
 低学年は、のびのびと画用紙いっぱいに、真っ赤な消防自動車やひまわり、大きな木を。学年を重ねるごとに成長が見られ、高学年になると、限られた時間の中で建物や風景を写生した作品が目立ち、丁寧に仕上げている。
syotyuart2.jpg 立体作品では、紙粘土を使って、野球・バレーボールなどスポーツする人や看護師・医師・コックなどの働く人を動きを表現して製作。オリジナルの印篆刻も並んだ。
 中学生になると、これまでの学習で得た基礎を生かして、作品からも成長が感じられ、美術のジャンルは幅広く、スケッチから水墨画・金属板レリーフなど、真剣に取り組む様子が伺い知れる。
 自分の特徴を捉えた自画像、手や上靴を細かく観察して描くデッザン、手の塑像、本物そっくりな果物や野菜、扇子に描いた絵・凧・砂絵など、バラエティに富んだ作品が並び、来場者の目を楽しませている。


 担当者は、「小学校と中学校が合同で開かれ、それぞれの特色を会場で見ることができる。学校で選ばれた作品を集め、今後の作品作りの励みになる。ぜひこの機会に多くの方に見ていただきたい」と話した。
 第19回小樽市中学校 Art Festaは、1月31日(水)から2月4日(日)まで同ギャラリーで開かれる。入場無料。
 平成29年度小樽市小・中学校図工美術展 1月24日(水)~28日(日)10:00~17:00
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー 入場無料
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