ジャンプで全国大会へ!朝里中・川上航太郎君


 小樽ジャンプ少年団所属の朝里中学校1年・川上航太郎君(13)は、2月8日(木)から11日(金)に秋田県鹿角市花輪スキー場で開催される、第55回全国中学校スキー大会のスペシャルジャンプの部に出場を決めた。
syonenjump1.jpg 1月29日(月)、小樽スキー連盟ジャンプ部長で指導者の石川稔さんと一緒に、市長を表敬訪問。
 市長は、「K点を越えて10位入賞し、再び表敬訪問してもらいたい。みんなにも良い刺激を与えてもらいたい」と激励した。
 川上君は、「練習通りの良いジャンプを落ち着いて飛びたい。秋田のジャンプ台はK点50mなので、50mを超えるように頑張る」と意気込みを述べた。
 飛ぶ姿が格好良く見えたと年長(6歳)からジャンプを始め、潮見台シャンツェで練習に励んできた。
 1月14日(日)に、全道から選手が集まり予選会が下川町で開催された。45m級のジャンプ台で、2回とも36.5mを飛び、合計196.6点。川上君にとっては、満足できる成績ではなかったが、17人中10位の成績を収め、全国大会への切符を手にした。
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 昨年の道内の選手の活躍により、全国枠は15人だった。市内からは川上君だけで、余市からは2名が出場する予定。
 これまでのベスト成績は、昨年の宮の森開催のサマージャンプで88mを飛んでいる。
 全国大会に向け、同シャンツェの小学生用ジャンプ台で週6日、アプローチ(助走路)や踏み切りなど、細かいところまで意識し、良いイメージで課題を克服するよう練習している。
 石川コーチは、「50mのジャンプ台は近くで見ると迫力がある。道内中学生が集まり、1年生なのに良く出場できたと思う。良い経験になれば」と話した。
 2月10日(土)10:00から、スペシャルジャンプ競技が行われる予定。
 第55回全国中学校スキー大会