天神小学校閉校式!84年の歴史に幕


tenjinsyo1.jpg 今年3月末をもって長い歴史に幕を閉じる小樽市立天神小学校(奥沢5・打矢和美校長)の閉校式が、2月17日(土)10:00から本校体育館で開かれた。児童89名と教職員・来賓・保護者・卒業生ら、合わせて約390名が出席した。
 同校は、1934(昭和9)年に創立され、5,790名以上の卒業生を輩出してきた。様々な閉校記念事業を企画し、昨年の「潮ねりこみ」には、総勢100名が参加。同校卒業生のピアニスト野瀬栄進氏を招いたピアノ演奏会や学芸会を実施して、思い出づくりを行ってきた。
 今年度、統合による閉校式は、最上・入船・緑小学校に続く4校目となる。新年度が始まる4月から、卒業生は向陽中学校、そのほかの児童は奥沢小学校へ通うこととなる。
tenjinsyo2.jpg 打矢校長は、「純朴で人懐っこい皆さんは、奥沢小学校でもすぐに新しい仲間ができ、楽しい学校生活を送ってくれると信じている。思い出いっぱいありがとう、天神小!感謝の気持ちを忘れずに、変化の激しいこれからの時代を、なりたい自分に向かって心豊かに生き抜いてください」とエールを贈った。
 児童と出席者が向かい合い、同校に対する思いや様々な行事の思い出を呼び掛ける児童のことばが、大きな声で元気いっぱいに発表され、一生懸命に歌う合唱曲「Tmorrow」が体育館に響き渡った。
 打矢校長から、林秀樹教育長へ校旗が返納され、小田観螢作詞・千葉日出城作曲の校歌を出席者全員で歌い閉校を惜しんだ。
 天神小学校
 関連記事