学びで健康増進!老壮大学入学式


rosouc1.jpg 4月5日(木)11:00から、小樽市民センター(色内2)マリンホールで、小樽市老壮大学(森井秀明学長)の第54回入学式が行われた。来賓・運営委員・事務局、各講師が見守る中、学生233名のうち約150名が出席した。
 小樽市老壮大学は、おおむね60歳以上の小樽市民を対象に、生涯学習を通じて心身ともに健康の増進を図る場として、昭和40(1965)年度から開設。これまで述べ1万人以上が楽しみながら学んでいる。
 今年度は、8講座11クラスと年4回の特別講座を開講。遠足・作品展会等を予定している。3月15日現在で、59歳から94歳まで233名の学生が受講。平均は75.7歳。最高齢者は、漢字Ⅱの石田正さん94歳。
rosouc2.jpg 森井学長は、「皆さんは、これからの1年間本学で大いに学び、芸術文化に関する造詣を深めることはもちろん、本学の多くの行事への参加や学友との交流を深めることで、これからの人生の中で生きがいをもって、充実した生活を送るための一助として、身に着けた経験や知識を持って地域の社会活動に参加してもらいたい」と挨拶した。
 書道科漢字Ⅱの岡部績男さんは、「伝統に輝く老壮大学の学生として思いを新たに、健全な心身の保持増進に寄与し、さらに、自ら選択した科目を通して教養を高め、現在の高齢化社会の一員として、社会の期待に沿うよう、互いに励まし合い昇進することを誓います」と誓いの言葉を述べた。
 水彩画科に21年通う三島トヨさん(83)は、「ボケないように、無理しないように頑張ります」と話した。
 なお、絵手紙Ⅰ・Ⅱは定員に達したが、そのほかは随時追加受付中。
 小樽市老壮大学
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