中央市場ガンガンギャラリー 和田輝見子作品展


gangangallery2.jpg 小樽中央市場(稲穂3)第3棟のガンガンギャラリーで、小樽在住の和田輝見子さんのグラスアートやシルエットアート作品23点を展示した作品展が、4月10日(火)から開かれ、市場に買物に訪れた人々の目を楽しませている。
 同棟にあるフルーツティーの店「TEA THREE」のオーナー・手島大祐氏が、市場全体を盛り上げたいという強い思いで主催し、同店の和田店長が一生懸命に取り組む、素晴らしい作品を皆さんに観てもらおうと個展を企画。
 和田さんは、グラスアートと切り絵の世界を楽しむシルエットアートに魅せられ、12年前から小樽在住の作家・Yukiさんの指導を受け、家事や仕事の合間に作品作りに励んでいる。Yukiさんが毎年開く作品展で作品を発表しているが、今回が初めての個展。
gangangallery1.jpg 10日(火)の初日には、手島氏をはじめ、友人・近隣店主も出席して、テープカットが行われ、開催を祝う紅白の餅が、近隣店舗に配られた。
 会場には、習い始めた頃の作品から最新品まで、12年の間に作り貯めた作品を一堂に発表した。
 画家・アルフォンスミュシャの画集から選んで図案を起こし、完成まで3~4ヶ月かかった大作は、顔の表情が難しく、先生の指導を受けた思い出深い作品。
 シルエットアート作品では、小樽の歴史的建造物である堺町通りの岩永時計店や季節に合わせたこいのぼりの作品も展示している。教材の胡蝶蘭などからも切り絵の世界を楽しむことができる。
gangangallery3.jpg 和田さんは、「小樽は硝子の町と言われているが、硝子ではないがアクリル板を使い、グラスアートとシルエットアートの作品を展示。作ることが好きで続けられた。この機会にご覧いただきたい」と話した。
 手島氏のアイディアでBGMや香りにも配慮し、展示会を盛り上げている。「ガンガンギャラリーでは、写真展や朗読会も行われ、それぞれのパフォーマンスを披露している。和田さんの展示会を通じて、自分でも展示会を実施してみたい人は、どんどん開催し、市場を盛り上げてもらいたい」と話す。
 小樽中央市場ガンガンギャラリーは、1日(9:00〜17:00)単位での利用が可能で、12月31日〜1月4日利用不可。基本料金1日800円(税込)、販売を伴う場合は1日1,240円(税込)。
椅子・テーブル・絵画をつるすワイヤー等は無料貸出。冬期間のポータブルストーブ(灯油満タン付)貸出は1日500円。受付は、小樽中央市場協同組合事務所(中央市場ビル第2棟2階)・0134-22-5384・FAX0134-22-5389
 和田輝見子展 4月10日(火)〜14日(土)10:00~17:00(最終日16:00)
 小樽中央市場第3棟ガンガンギャラリー 入場無料
 小樽中央市場HP
 関連記事
gangangallery4.jpg