泳ぐ泳ぐ鯉のぼり!勝納川に春の訪れ


0413koinobori.jpg 小樽市内南樽市場(新富町12)の脇を流れる勝納川に、4月8日(日)から鯉のぼりが泳ぎ始めた。
 鯉のぼりの設置は、若松二町目会(伊藤政一会長)が行っているもので、小樽に春の訪れを告げる恒例行事となっていて、今年で16回目を迎えた。
 眞砂橋を挟んだ約400m区間に、毎年4月の第2週の日曜日に会員らの手によって設置されている。
 川の左右をを跨いで泳ぎ出した鯉のぼりと大漁旗は約300枚。雪解け水が轟々と流れる川面の上を、春の風に揺られ、悠々と泳いでいる。
 川を泳ぐ多くの鯉のぼりを、まだ雪を被った天狗山が見下ろしている光景は、この時期だけの風物詩となっており、市場の買い物帰りの客がカメラを向けていた。
 流れに沿った川の散策路脇には、すでに大きくなったふきのとうが、あちこちに見られ、まもなく訪れる北の街の春本番の到来を、鯉のぼりと共に告げていた。
 GW前後には、市内の桜も満開となり、一気に花と緑の溢れる北海道の春がやって来る。
 関連記事