ラグビーを知って!全国一斉体験会


rugbytaiken1.jpg 子ども達にもっとラグビーを楽しんでもらおうと、4月15日(日)10:00から12:00まで、小樽市立張碓小学校(春香町215)体育館で体験会が開かれた。北海道ラグビーフットボール協会が主催。
 この体験会は同日に、全国一斉に開かれ、ラグビーワールドカップ2019年日本大会に向けて、一層の普及を図ることを目的としている。
 小樽では同小学校を会場に、幼児から中学生までのラグビースクール生や初心者45名の男女が参加し、小樽市ラグビーフットボール協会(白方通隆会長)と小樽ラグビースクール(渡邊秀文校長)が主管。コーチら12名が指導にあたり、ラグビーボールを使った運動やタグラグビー教室や試合が行われた。
rugbytaiken2.jpg 体験会に先立ち、同スクール・遠藤隆典指導委員長は、「ラグビーの面白さを伝えたい」と挨拶。
 参加者は、腰にタグをつけラグビーリーグを基にした、年少者や初心者向けのタグラグビーを中心に行われ、自分をアピールしたりお互い助け合うために、声を出しコミュニケーションをとる事が大切と指導。タグを取る時には、「タグ」と大きな声を出して取ることが決まりだという。
 チームに分かれて、タグラグビーの鬼ごっこやボールリレーなどを実施し、参加者とコミュニケーションを図った。
 負けチームには、「気合だ!」と大声で叫びながら飛び跳ねる罰ゲームが下され、参加者は、チームごとに負けないように作戦を練って取り組んだ。
 最後に、東日本U15中学生ラグビーフットボール選抜大会北海道代表選手2名を含む4名の中学生が、手本を見せて試合が行われた。
rugbytaiken3.jpg ラグビー独自のルールについても説明され、子ども達は飲み込みが早く、元気にボールを追いかけ、ナイスゴールを決めていた。
 幼稚園からラグビーを始めた鈴木鼓堂君(小3)は、「今日はみんなと一緒で楽しい。タックルが面白い」と話し、母親は、「指導者もしっかりしていて、子どもは楽しみながら参加している」と話した。引率の保護者が試合を見守り、ナイスプレーに拍手や声援を贈っていた。
 4年に1度開催の「ラグビーワールドカップ」が、2019(平成31)年9月から10月にかけて日本での初開催が決定。世界100ヶ国から勝ち上がった20チームが参加し、全国10〜12ヶ所(札幌市含む)で、予選リーグと決勝トーナメント全48試合を実施する。
 ラグビーワールドカップについて
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