旧手宮線を綺麗に!クリーンアップウォーキング


 旧手宮線の清掃活動「クリーンアップウォーキング」が、5月17日(木)午前の部10:00と午後の部14:00に分かれ、JR北海道小樽地区駅の協力を得て、快適な環境づくり実践促進連絡会議が主催して開かれた。
cleanupwalking1.jpg 1986(昭和61)年11月に廃止となった手宮線沿線のゴミや雑草等を取り除く清掃活動を、1988(昭和63)年から、JR北海道小樽保線区が実施。これをきっかけに、1993(平成5)年からは、地域における美化意識の高揚と清潔で、うるおいある街づくりを推進することを目的に、同連絡会議との共催事業として、2008(平成20)年から当連絡会議が、JR北海道小樽地区の協力を得て継続。今年で26回目となった。
 作業に先立ち、快適な環境づくり実践促進連絡会議・増田榮治会長は、「この貴重な財産を、今後とも皆さんと一緒に守りたい。地域の環境美化と安心安全な生活と潤いのある綺麗なまちづくりを目指している。これからも、皆さんの協力を得ながら、運動の輪をさらに広げていかなければならない。よろしくお願いします」と挨拶した。
cleanupwalking2.jpg 午前の部は、旧山田湯前に9:50に集合し、相生町踏切から寿司屋通りに落ちているゴミを拾い集めた。
 あいにくの雨にも関わらず、花園2町目・花園西3町目・相生・山田・東雲・港堺町会・花園東3町目連合会の近隣住民と北海道電力・JR北海道等から58名が、長靴と雨合羽姿で参加した。
 JR北海道札幌地区駅輸送業務センター小樽分所の協力による安全確認を行いながら、廃線に落ちている空缶やプラスチック・ビニール袋類を拾い集めた。
 JR所有のブルトーザーが線路内に進入して、ゴミが入ったビニール袋を積込み、回収場所に待機していたゴミ収集車に引き渡した。
cleanupwalking3.jpg 50分ほどで作業は終了、終わる頃に雨は止んでいた。参加者には、JRからお茶が配布された。
 花園東3町目連合会・堀口雅行会長は、「毎年参加しているが、今回は大きなゴミがなくて良かった。年中行事のひとつで、今後も協力を続けたい」と話した。
 午後の部は、14:00から手宮口ゲート(手宮交番横広場)からJR小樽駅前中央通りまでの清掃活動が行われ、46名が参加。45Lのゴミ袋が午前50袋・午後45袋の計95袋回収された。
 同連絡会議では、市道浅草線(緑山手線通り)沿線の植樹枡にペチュニアを植える「フラワーストリート事業」として、土起こしを6月1日(金)に、植え込みを8日(金)に予定している。
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