小樽市内2小学校でもブロック塀の撤去と補強工事


block.jpg 平成30(2018)年6月18日(水)に発生した、大阪府北部を震源とする地震により小学校のブロック塀が倒れ、児童が死亡する痛ましい事故が起きたことで、全国の学校でブロック塀の総点検が行われる中、小樽市教育委員会は、市内の小学校18校と中学校12校のうち、ブロック塀のある小学校3校と中学校1校を、6月20日(金)に調査を実施。
 4校のうち2校は、建築基準法の基準を満たしていたが、長橋小学校(長橋4)と朝里小学校(新光2)のブロック塀に違反が見つかった。
 長橋小学校の正面玄関前に、歩道と校内を分離する目的でブロック塀を設置。塀の高さが1.2mを超える場合に、控え壁を3.4m以下ごとに設置する決りがあるが、控え壁の間隔が基準よりも広かったことが調査で分かり、控え壁の設置による補強工事が必要となった。
 また、朝里小学校のブロック塀については、取り壊すこととなった。
 どちらの工事も、現在準備中で、遅くても夏休み中には終わらせたいとし、両校には、貼紙により地震の際には、近寄らないよう注意喚起の措置を取っている。
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