スウェーデン芸術祭ー旅する思考ー開幕!


Swedenart1.jpg 2018(平成30)年は、北海道命名と日本とスウェーデンの外交関係樹立が、共に150年にあたる。
 北海道150年事業として、市立小樽美術館(色内1)では、スウェーデンから芸術家6名を招致し、小樽の芸術家の協力で、「スウェーデン芸術祭 IN 小樽 2018-旅(トリナス)する思考ー」が、7月21日(土)に開幕する。
 20日(金)16:00から同館1階研修室で、オープニングセレモニーを開き、西條文雪実行委員長、6名のスウェーデンアーティストと大野静子氏、企画協力者の小樽ふれあい大使の道伝はるか氏、展覧会ナビゲーターで同大使の川上麻衣子氏、市内在住の作家ら74名が出席した。
Swedenart2.jpg 西條実行委員長は、「国際色豊かに開催され、心から喜んでいる。インスタレーション作品は、スウェーデンの作家の方々と市民、美術館関係者と交流を図りながら制作。感性豊な現代アートに触れ、芸術を通して、小樽がさらに観光都市に向かうことを願っている。150年の記念すべき年で、北海道と同じ北方圏に属するスウェーデンの作家と交流できることは、互いの文化・風土を理解できる、またとない機会となる」と挨拶した。
 また、スウェーデンアーティストを代表して、カイサ・ハーグルンドさんは、「トリナスとは旅をする思考と捉え、これが作品のキーワードになっている。交差する路を通じて、お互いに出会い、より良い世界を作くれると思う」と話した。
Swedenart3.jpg テープカットで開幕を祝い、色内広場で設置のインスタレーション作品の隣で、おたる潮太鼓保存会による打演が披露され、スウェーデンアーティストも打演に参加した。
 同館2階の企画展示室では、スウェーデンアーティスト・大野静子・川上麻衣子・道伝はるか氏ら9名の絵画・映像・ガラス・ポエム等36点を展示。
 小樽在住の作家小川豊さんは、「抽象画が多い印象で、明るい色やモノクロ、それぞれに個性がある。色彩などを参考にしたい。海外のアーティストと作品に出会うめったいない機会となる」と話した。
 スウェーデン芸術祭 IN 小樽 2018-旅する思考ー
 7月21日(土)〜9月16日(日)9:30〜17:00・月曜日及び8月14日(火)休館
 市立小樽美術館(色内1)・色内広場
 スウェーデン芸術祭IN小樽2018
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