地酒持ち込みOK! 小樽BYO始まる


 小樽市内で醸造されているビール・日本酒・ワインなどに限り、有料で飲食店に持ち込める「小樽BYO」が8月1日(月)から試験的に始まった。期間は10月31日(水)までの3ヶ月間。
otaruBYO.jpg BYOとは「Bring Your Own」の略。オーストラリアで主流となっている、レストラン等への酒類の持ち込み制度のこと。
 小樽観光協会、NPO法人ワインクラスター北海道、市内酒造会社で構成される「小樽観光協会食と酒の勉強会」が、小樽の魅力である地酒をより多くの人に認識してもらい、小樽らしい食の楽しみや夜の小樽の活性化を目的に主催する。
 持ち込み対象となるのは、小樽ビール・北海道麦酒醸造・田中酒造・オサワイナリー・北海道ワインの5社の酒で、小樽BYOに参加する飲食店11店舗に持ち込みができる。持ち込み可能な酒の種類と持ち込み料金(1,000円前後)は、参加各店がそれぞれ設定する。
 同委員会では、「日本酒・ビール・ワインのどれも醸造しているような街は、全国的にほとんどない。小樽の強みのひとつとして、地酒は観光客へのおもてなしに利用できる」と話し、「市民にとっても、とっておきのワインや自分の好きな酒をレストランなどのおいしい料理と味わうことができ、店舗側も商品の在庫リスクを減らせる」と、BYOのメリットを説明した。
 8月2日(木)18:00から、キックオフイベント「小樽のお酒をもっと知ろう」が、おたる屋台村(稲穂1)で開催され、小樽BYO利用券が当たるクイズなども行われる。
 参加飲食店などの詳細については、専用HPを参照。