ダンス合宿15周年 今年もロシアから講師招聘

 ダンスうんどう塾(有幌町・小林英夫塾長)主催の2018年夏合宿 in Otaruが、8月1日(水)~3日(金)に小樽おこばち山荘を会場に開かれている。
danceundou1.jpg 15周年を迎えた今回の合宿は、主催者側が選んだ全国各地の能力のある競技者や指導者15名が参加。5年目となるモスクワ(ロシア)からプロアスリート指導者のVradimir Shchepletsov氏を講師に招き、ロシアスタイルの最近の傾向の踊り方や、ダンススポーツの習得効果を高める学習法や指導法、各種ダンスの技術やリズムを習得する、3日間20講座(1講座1時間10分)を開講。有意義なレッスンとなった。
 講師の同氏は、世界最高レベルのモスクワで大会を主催する実力者。2日(木)8講座目(13:25~14:35)を公開。細かく基本に忠実に、音楽を感じてイキイキと踊るよう手本を見せながら、競技力や指導力を高める熱気溢れるレッスンが続けられた。
 同氏は、「日本のダンサーのモチベーションを上げることを中心として、自分の体の中をもっと探索して理解し、考え方を見つけてもらいたい。毎回参加して積み重ねてきている人には、小さな芽が成長するように少しずつ育てている思い」と話した。
danceundou2.jpg 小林塾長は、「実力のある競技者や指導者を集め、ここで学んだことを、それぞれの地元に持ち帰り、広めてもらいたい。海外ダンスのメッカ・モスクワで踊るチャンスを作り、ここから、第4ステージにどんなことができるかテーマを与え、指導型の合宿でもある。同氏から最新レッスンを学ぶ」と期待を寄せた。
 中学1年の時からダンスを始めた相川美玖さん(15)は3回目の夏合宿で、「ダイナミックな表現などを学び、楽しみにしていた合宿。昨年のモスクワ大会では、アダルト部門でスタンダード2位・ラテンで3位だった。来年2月のモスクワ大会では、優勝を目指したい」と目標を定めた。
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