北海道代表で全国大会出場!柔道と剣道の中3生


 北海道代表として全国大会へ出場する小樽市内の中学3年生男女2名が、8月15日(水)14:00に市役所を表敬訪問した。
ju-kensports1.jpg 長橋中学校3年・淡路弓侑さんは、8月17日(金)~20日(月)に広島県広島市で開催される全国中学校体育大会第49回全国中学校柔道大会へ、望洋台中学校3年・若松虎徹さんは、8月22日(水)~24日(金)に岡山県岡山市で開催の全国中学校体育大会第48回全国中学校剣道選手権への出場を決めた。
 対応した日栄聡総務部長は「道内で1位となり、全国でも良い経験をしてもらいたい」と激励し、飯田敬教育部長は「他県の選手と交流し、もっともっと活躍してください」とエールを贈った。
 淡路さんは、柔道をする兄の影響で、小学2年生頃から始め、現在は、札幌の斎藤塾に所属。平日は小樽の道場で、土・日は北海高校で練習に励んでいる。7月に釧路市で開かれた全道大会女子個人の部70kg超級で優勝し、初の全国大会への出場切符を手にした。
 淡路さんは、「緊張するが、自分の練習してきた力を出し切りたい。目標は優勝で、将来は世界大会出場」と抱負を述べた。
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 一方、若松さんは、剣道をしていた父の影響もあり、小学2年生から始め、小樽剣翔館に所属。8月に小樽で開催の全道大会で見事優勝し、個人戦では初の全国大会への出場を決めた。団体戦では、小6と中2にも全国大会を経験している。
 出鼻面を得意とする若松さんだが、決勝ではコテで優勝を決めたという。「北海道の代表になったからには、集中して自分の持っている力を充分に出し切り、上位入賞目指して頑張りたい」と抱負を語り、将来は、世界大会出場を目指す。
 小樽市中学校体育連盟・本田亨会長は、「全国大会開催地では、台風で被害にあった人たちが、全国から集まる中学生のために準備している。いろいろな人の応援の中で、競技ができることを肌で感じ、大きく成長するきっかけになればと思う。小樽市の応援にも感謝したい」と話した。
 淡路さんは16日(木)に、若松さんは21日(火)に、それぞれ出発する予定。