未来創造高2年生 台湾旅行に備え講話


 北海道小樽未来創造高等学校(伊藤良平校長)は、平成30(2018)年度見学旅行に備えた講話を、9月25日(火)13:30から同校体育館で開き、対象となる2年生118名(男子108名・女子10名)が参加した。
 4月に小樽工業高等学校と小樽商業高等学校が統合し、新たにスタートしてから、初めての見学旅行となった。海外の人と交流することで、より広い視野で物事を考え、小樽という観光都市で活躍するグローバル人材育成のために、今年から数年の行き先を台湾に予定。今年度は11月4日(日)~8日(木)の4泊5日。
taiwanlec.jpg 5月には台湾からの修学旅行生を受け入れ、国際文化交流を行い準備を進めてきた。
 また、台湾の高校で日本語指導した経験もあり台湾に詳しい、中華民国”台湾”の日本における外交の窓口機関である台北駐日経済文化代表處札幌分處の松田貴美人さんを講師に迎え、台湾旅行についての情報と心構え、自主研修について、現地の画像や資料で分かりやすく解説した。
 道民の訪台は年間3万人ほどしかないが、台湾から訪日来道者は、年間60万人以上と多く、親日意識が高いので、胆振東部地震は大丈夫と伝えることが使命であり、台湾のマナーに注意し、失礼のないようにすることが大事であると説明。
 台湾名所の高層ビル台北101、パンダや丹頂が見られる台北市立動物園、人気の寺院行天宮や渋滞する様子、食文化についてなど、写真を交えて紹介し、学生の興味をそそった。
 松田さんは、「台湾は人と食べ物が素晴らしい所。海外の良さに触れ、関心を深め、得たことを将来に活かしてもらいたい」と強調した。
 杉山颯斗さん(17)は、「今日の講話で名物や名所の情報を聞いたことを活かし、自主研修の行き先を作りたい。ますます台湾に行きたくなった。学生には北海道のことを教えてあげたい」と話した。
 北海道未来創造校等学校
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