学習の成果を発表!レピオフェスティバル

 小樽市生涯学習プラザ・レピオ(富岡1)の利用者発表会「レピオフェスティバル」が、11月23日(金・祝)10:00から15:00まで行われた。学習室やロビーで作品展示会や体験、ふれあいホールでのステージ発表と、利用する24団体が参加して華やかな催しとなった。
 昨年から始まったこのフェスティバルは、同プラザの利用団体の発表を通じ、同所を知ってもらい、各講座に取り組んだ成果を発表する機会となっている。
lepiofes1.jpg 開会式で、小樽市教育委員会教育部・須藤慶子次長は、「素晴らしい作品や発表の機会が、市民への学びと出会いの場となるように、レピオが活性化されることを祈る。本日は、ステージ発表から体験など時間の許す限り、じっくりと堪能してもらい、発表される皆さんは日頃の成果を遺憾なく発揮されますように」と挨拶した。
 ジュニア・ダンススポーツクラブおたるのメンバー9人によるヒップホップと、ご当地ダンス・ガサエビ君でオープニングを飾り、ホールいっぱいに集まった人を楽しませた。
 引き続き、ボールやベル、ベルダーの3つの用具を使用して音楽に合わせて華やかに踊る3B体操メンバーが発表を行い、大きな拍手に包まれていた。
 ロビーでは、はつらつ講座の「書道」「ペン習字」「水彩画」「写真」を展示し、ちぎり絵のにじの会によるワークショップも行われた。「枯れ木に花を咲かせましょう」と題して、白鳥照子講師の指導の下、和紙を専用のりで貼りちぎり絵を体験した。
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 第3学習室では、一島澄湖氏が講師を務める書道「一龍会」の作品展を実施。現在、保育園児から90歳代までの10人が、漢字・仮名・実用書道から公募展の創作作品までを学んでいる。一島講師は、「基本の漢字や中国の昔の文字を学び、白と黒をうまく表現し、そこからがそれぞれの個性を表現。のびのびと書くことが大切です」と話す。
 生徒の1人は、「書く準備が大変だけれど、書き出すと何時間でも続けられる」と楽しそうに話した。
 写真教室は、眞柄利香氏を講師に、20から80歳代までの9名が学び、1人2枚ずつを展示している。中野植物園に撮影会に出かけ、手作りのフィルターを使ったメルヘンチックな作品等も並んでいる。11:00に眞柄講師と受講生が集まり、展示している写真について語り合った。同フェスティバル終了後も、レピオ内に作品を展示する予定だ。
 第2回レピオフェスティバルについて
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