スポーツ雪かき刷新!ボランティア雪かきのみ競技に


 来年2月17日(日)開催の国際スポーツ雪かき選手権(松代弘之実行委員長)を、同実行委員会は、6回目から刷新すると12月19日(水)に発表。
 これまでのボランティア雪かき・雪運び競技・雪だまる作りの3種目で採点していたが、雪かきのみの採点とする新たなソーシャルスポーツを誕生させる。
 2013(平成25)年に高齢化によって深刻化する除雪問題を解決しようと、雪を逆手にスポーツで楽しもうと実施してきたが、将来地域を担う中高生が関わり、現状を知ることで、地域のコミュニティを元気に「協働の種」を育てることを狙いとした。
0217yukikakisport.jpg ゴミ拾い選手権に多数参加した北陵中学校(宮澤知校長)と石山町会(荒谷しげ子会長)の協力の下、会場をマリン広場から北陵中学校に移動。雪かき会場は、高齢者が多い石山町会とした。
 チーム構成人数2名~6名・先着25チーム。参加費は、中高生1,000円・一般2,000円(昼食の小樽あんかけ焼きそばと豚汁・損害保険料含む)。手宮地区で開催の懇親会参加希望者は2,500円。優勝チームには、中高生の部は図書券10,000円、一般は小樽海産物詰合せ。
 清友一希副実行委員長が中心となり、雪かきルールは、①雪かきをした道路の体積÷雪かきにかかった時間÷チームの人数×雪質係数、②代表者にカロリーメーターを装着してもらい、消費カロリーを測定し加算、③雑な除雪は減点。この3つで採点し順位を決める。
 参加自由で、除排雪が終わった道路には、雪のオブジェを製作したり、夕方からはキャンドルを灯す予定。
 松代実行委員長は、「地域コミュニティをテーマに掲げ、地域の現状を多くの人に知ってもうために、ボランティア活動に参加し、楽しく競い合い、綺麗になったこと(雪が無くなる)で、達成感を感じてもらい、中高生には、故郷の記憶に留めてもらいたい」と、多くの参加を呼びかけた。
 参加受付は12月25日(火)から、チラシ(FAX:0134-33-7156)公式HPから受け付ける。問合せ:090-1702-6079 一般社団法人日本スポーツ雪かき連盟 担当:松代
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