発会式で一致団結!第21回小樽雪あかりの路


 来年2月8日~17日に開催する第21回小樽雪あかりの路(西條文雪実行委員長)の発会式が、12月25日(火)14:00から小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開かれた。
 西條実行委員長をはじめ、迫俊哉小樽市長・小山秀昭副市長・近藤検討委員長・各部会の代表者が出席し、これまで5回の委員会で練った企画案や予算案を拍手で承認した。
 小樽雪あかりの路は、平成30(2018)年度国土交通省主催「手づくり郷土賞」大賞部門グランプリを受賞。受賞に恥じないよう、2月の開催に向けて一致団結した。
yukiakari1.jpg 西條実行委員長は、挨拶の中で同賞受賞に触れ、「市民全体がイベントを盛り上げるために活動し、多くのボランティアも参加。手づくりの温かさや人と人との繋がりを評価された。成功の内に閉幕し、更なる冬の魅力を発信したい」と話した。
 迫市長はこの受賞を「嬉しく誇りに思う」と喜び、「観光を目的とした除排雪に取組み、しっかりと安心・安全に歩けるようにしたい」と述べた。
 同賞のプレゼンテーションに参加した近藤検討委員長によると、20回継続し、地域・企業・観光客等の巻き込み力が高く評価されたという。
 冬のがらす市、バックヤードツアー、ワックスボウル製作体験コーナー、スタンプラリー「地上ノホシサガシ」、愛のフォトコンテストや雪とあかりのオブジェコンテストなどは定番となり、今回初企画として、公募したキャッチコピー掲載したポスター2,500枚は、札幌駅他JR主要駅、宿泊施設等にすでに配布した。
 オープニングセレモニーでは、ワックスボウルや浮き玉ギャンドルへの点灯式、ゴスペルなどイベントに華を添える。
 また、昨年に続き、札幌観光協会との合同ポスターは、年明けに完成を予定。札幌雪まつり会場で布袋像を製作。
 昨年の第20回目は、前年より3万人減の約48万8千人が来場し、ボランティアは、のべ2,121人が協力。オブジェ作りやロウソクの点灯・来場者のカウント・ゴミ拾いなど、学生ボランティアを今年も募る。現在、韓国・中国・日本から約70名が合宿を予定し、ボランティアに参加する。
 5人以上のグループや団体に、地域連携部会メンバーが出向して、あかりの路会場の説明や作り方を講義する「出前説明会」を開催。安全対策部会では、砂まきなどを実施し、ロウソクの消し忘れ等の巡回をする。政部会では、商工会議所や町会、企業へ協賛金を募り、浮き玉キャンドルの募金箱を設置。
 第21回目の予算額は、ポスター・ポストカードの輸送費、ロウソク経費、消耗品等の減を見込み、前年より2,535,493円減の20,390,000円を計上した。
 小樽雪あかりの路HP
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