冬場の健康増進に一役!歩くスキー教室

 小樽市教育委員会が主催し、おたる自然の村公社の共催で、市内に住む小学生以上を対象に、1月19日(土)から26日(土)の日程で、平成30(2018)年度歩くスキー教室が、今年もからまつ公園運動場(最上2)周辺で始まった。
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 冬期間の運動不足解消と健康増進として、また歩くスキーの普及を図ることを目的に、小樽クロスカントリースキークラブ(六条祐二会長)メンバー8名と、全日本スキー連盟クロスカントリースキー競技技術代表、北海道スキー連盟クロスカントリー競技本部強化専門委員の金谷浩克コーチが講師を務めた。
 今回の教室には、初心者4名を含む男女7名が参加、歩くスキーについて簡単な理論と地形に応じた歩き方を、ベテラン講師陣から手ほどきを受けた。
 実技に先立ち、10:00から同運動場運営ハウス2階で開会式を開催。六条会長は、「楽しく歩くスキーをしてもらいたいのが願いではあるが、バッチテストもありワンランク上を目指し、歩くスキーの技術が上達するよう頑張ってもらいたい」と激励した。
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 担当指導員からは、道具(スキー・靴・ストック・金具)について説明があった。スキーの長さは、身長プラス20~25cmで、ストックは、身長マイナス30~35cmがベストで、防寒し過ぎるとかえって汗をかくため、注意が必要と話した。
 その後、同ハウス無料の貸出スキーを使用して、初心者は、室内でスキーの履き方について指導を受けコースに出た。
 準備体操を済ませ、経験者を先頭に、指導員のアドバイスを聞きながら、ゆっくりと初心者が続き、晴天の空の下、真っ白なグランドにスキーを滑らせた。
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 最初上手くいかなかった参加者も、2周目には、少しずつフォームも良くなり、笑顔で楽しんだ。
 友達と参加した市内の女性は、「健康づくりにと初めて参加した。仕事があるので、土日だけの参加」と話し、近くに住む男性は、「以前に来たことがあったが、もう一度、基本に戻って歩くスキーをしたいと思い参加した」と話した。
 小樽からまつ公園運動場では、1月8日(火)〜3月23日(土)10:00~16:30に、貸出運営ハウスを一般開放し、用具を無料で貸し出している。(月曜日と祝日の翌日は休み)。市民をはじめ、高校生ではボート部や陸上部が冬場の練習に利用している。
 2月10日(日)・11日(月・祝)には、第10回歩くスキーと雪あそびの集いを予定している。
 歩くスキー事業
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