力作925点並ぶ! 小中学校図工美術展


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平成30年度小樽市小・中学校図工美術展が、1月24日(木)~27日(日)10:00~17:00に、市立小樽美術館(色内1)市民・多目的ギャラリーで開催されている。小樽市教育委員会と小樽市教育研究会の主催。
今年度は、市内18小学校から314点・12中学校から611点、計925点を展示。絵画をはじめ、版画や木工・デザイン等、幅広い分野にわたり、いきいきと取り組んだ作品を一同に発表している。出展した児童・生徒や、友人・家族らが、続々と会場を訪れている。
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例年通り、小学1年生の真っ赤な消防自動車、小学2年生のダイナミックな個性溢れるひまわり、小学3年生は物語のワンシーンを描き、高学年になると、校舎や神社、市内の歴史的建造物にも挑戦している。
立体作品では、紙粘土を使って、なりたい自分を看護師や大工・スポーツ選手に表現するなど、夢溢れる作品が並ぶ。
中学生になると、様々な分野に取り組み、展示された作品からは、精密さ・真剣さやアイディアなど、取り組む姿が伺え、中学1年生は、曲線と直線の構成を版画・絵文字・名前のデザインやレタリング、schoolart3.jpg
中学2年生は、スクラッチCDや環境や自然保護等を訴えるメッセージのポスター、3年生は、誕生日に合わせ名前をデザインし、8月生まれは花火、12月生まれは雪だるまやクリスマスを連想した作品を展示。
自画像に取り組む学校も多く、「鏡の中の自分」と題して、半分は笑顔で半分は真顔を描き、宇宙をバックに広がる夢を表現するなど、若い感性で個性溢れ、来館者の目を楽しませている。
主催者は、「小樽で育つ子どもの絵画や立体作品を通じて、素晴らしい表現に触れる数少ない機会となる。ぜひ来場していただきたい」と呼びかけている。
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