長橋小児童夢中!ブックフェスティバル


 2月1日(金)、市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)は、子ども達に沢山の本に触れてもらおうと、おたる学校ブックフェスティバルを、長橋小学校(長橋4・木村俊夫校長)で開き、児童280名を低・中・高学年に分け3〜5校時を利用して、同館所蔵の図書1,000冊を貸出した。
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 2012(平成24)年7月に、北海道道立図書館市町村活動支援事業の一環として、緑小学校で開催したのが始まりで、もっと市内の園児や児童にもこの機会を増やそうと、市立小樽図書館所蔵の児童書や絵本を提供し開催している。
 普段手できないしかけ絵本等や多くの図書の展示・閲覧・貸出などの活動を通じ、児童に読書の楽しさを体験させ、読書意欲の向上と学校図書館・公共図書館の活用のきっかけとなることを目的としている。
 3校時目は、3・4年生約100名の児童が、1,000冊の本が敷き詰められた体育館に集まり、しかけ絵本やお話迷路・大型絵本に目を輝かせた。
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 貸出す前に鈴木館長は、「1,000冊の本の中から好きな本を選び、楽しんでください」と挨拶。
 お話しの会で同館・安部さやか司書が大型絵本の「ことわざえほん」を読み聞かせた後、貸出しが始まり、児童は、絵本や図鑑・マンガなど本選びに夢中になり、迷いながらも借りられる2冊を選び、貸出コーナーで手続きを行った。
 その後、しかけ絵本や大型絵本を友達と見たり、他にどんな本があるか手に取って見たり読んだりしていた。
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 鈴木創士君((小4)は、「理科が苦手なので理科おもしろクイズ図鑑を、社会が好きなので日本全国鉄道迷路を選んだ。他にも好きな本が沢山あった。もっと借りたいと思った」と話した。
 木村校長は、「子ども達は、本が好きなんだと実感した。目をキラキラさせながら、好きな本を探していた。借りた本を大事そうに抱え、歩きながらすぐにみたい様子も見受けられ、もっと本を好きになるきっかになればと思う。全部の学校ではできないことなので、とてもありがたい」と感謝していた。
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