米艦船「ブルーリッジ」 悪天の小樽港に寄港 (2019/02/08)


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 2月8日(金)8:00、マイナス13℃を超える極寒の小樽港に、アメリカ海軍の揚陸指揮艦「USS BLUERIDGE(ブルーリッジ)・LCC-19」が姿を表し、入港反対の市民が抗議活動を行う中、8:30に港町ふ頭3番岸壁に接岸した。

 1月4日(金)付けで、小樽港長(小樽海上本部長)から小樽港港湾管理者(小樽市長)に、親善を目的とした寄港要請があり、市としては3つの判断基準に則り慎重に検討した結果、同岸壁が利用可能であるため、本日の入港となった。

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 同船の小樽港の寄港は、1980(昭和55)年以来、10回目となり、直近では2014(平成26)年7月となる。2年間のメンテナンスを経て、最新鋭の情報システムを搭載後の寄港となった。

 ブルーリッジは、現在、第7艦隊旗艦として横須賀港を母港とした揚陸指揮艦。全長193.6m・喫水10.1m・全幅33m・排水トン数19,200トン・マスト高56m・乗員(ブルーリッジ650名・第7艦隊350名)。直前の寄港地は韓国釜山港。

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 10:00過ぎ、吹雪の悪天候の中、同岸壁で、小樽・札幌商工会議所が主催した寄港セレモニーが行われた。陸上自衛隊北部方面音楽隊による生演奏で歓迎ムードを高め、両国の国歌が演奏された。

 第7艦隊司令官・フィリップ・G・ソーヤー海軍中将をはじめ、ブルーリッジリ艦長のエリック・J・アンデューズ大佐らが整列。海上自衛隊大湊地方総監部幕僚長・近藤奈津枝氏、海上自衛隊余市防備隊司令・鈴木拓哉氏、全国自衛隊父兄会北後志地区協議会・武市芳清会長、北海道自衛隊協力会連合会・伊藤義郎会長(ブルーリッジ歓迎実行委員長)、同歓迎実行委員会・山本秀明顧問、同実行委員等関係者が出席。
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 ソーヤー海軍中将は、「とても寒い日に、とても温か皆さんの歓迎に感謝し、何より北海道の皆さんと交流し、絆を強めることを楽しみにしている」と述べた。

 艦内で、エリック・J・アンデューズ大佐が記者会見に応じ、「冬の小樽に心躍らせている。1970年に建造され、2年間メンテナンス中に、通信関係のアップグレードを行った。乗組員も、小樽の素晴らしいところを見られると楽しみにしている。寄港中に乗組員を通じて、日本の皆さんとの結びつきを更に強められたらと思う。素晴らしい文化・食べ物・イベントを楽しみたい」と期待を寄せた。

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 記者からの質問「核兵器の搭載」については、船の仕組み上無いと回答した。

 操舵室(艦橋)を公開し、通常は6名で、悪天候など最大15名が詰めることができ、世界中の情報等が入力され、どこにいても指揮統制ができるシステムで、特別な船であると紹介された。初めて図書室も公開し、海軍の歴史が書かれた本や寄贈された本が並び、教会が併設されていた。

 寄港中は、11日(月)に雪あかりの路に使用するスノーキャンドル作りに協力し、高校生とバスケットで交流を予定している。同船の寄港は12日10:00までを予定している。

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