若い感性で詠む短歌 コンクール作品表彰式 (2019/02/16)

 市立小樽文学館(玉川薫館長)は、今年で7回目となる平成30(2018)年度学生短歌コンクールの結果発表及び表彰式を、2月16日(土)11:00から開いた。

 審査員の小樽啄木会・水口忠氏、小樽詩話会・高橋明子氏・歌人の那須愛子氏をはじめ、受賞者12名と保護者・関係者ら10名が出席し、講評を行った。

 また、受賞者1人1人に、玉川館長から、賞状と職員のアイディアが詰まった手製の受賞作品が入った栞とブックカバーの記念品が贈られた。

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 同コンクールは、市内の中学生以上の生徒・学生を対象に、平成30(2018)年11月30日(金)から平成31(2019)年1月19日(土)まで、1人1首の短歌を募った。

 若い感性で詠まれた短歌566首(平成29年540首)が集まり、厳選たる審査の結果、中学生の部3首と高校生の部4首、大学生の部1首を入選、中学生の部7首と高校生の部10首を佳作に選んだ。

 玉川館長は、「若い人達も短歌に親しみチャレンジし、これをきっかけに、いろいろなことに挑戦してもらいたい」と述べた。

 審査員講評で、水口氏は、「作品を見ると、日常生活やクラブ活動に触れたものが多く、若い生徒に刺激を受け、温かい家族関係が詠み込まれている」と述べ、寺田智紀君(菁園中1)の作品「ハンバーグ いつまでたっても 変わらない 玉ねぎ刻む 祖母の横顔」について、「祖母に対する心のつながりの温かさを感じた良い作品」と評価。

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 高橋氏は、高野茜さん(桜陽高3年)の作品「白鳩の はばたく羽が おれぬよう 守り続ける 澄み渡る空」について、「心の優しさを包み込むような手のひらが見えてくるような作品」と述べた。

 作者の高野さんは、「短歌を考えている頃、テレビで戦争の話が多く流れ、昔のように人を傷付けあったりしてはいけないと強く思い、未来、世界的にしてほしくない思いを込めて詠んだ」と話した。

 那須氏は、乾希純さん(桜陽高1)の作品「もうやだの 声に耳かさず 大丈夫 大丈夫と 歩んでいく」について、「本音を言い、自分を励ましている。若者らしく悩みや苦しみ、一途さが伝わる。最後を"歩んでいく"を、"歩んでいくんだ"にすると、もっと良かった」とアドバイスした。

 作者の乾さんは、「高校に入学して友達がいなかった時に詠ん歌」と話した。桜陽高校では、演劇部と図書局が合同で、新春歌会を実施し、その時に10名以上が参加して短歌を詠んだ。気に入った作品をひとつに絞って応募し、2名が佳作に選らばれたという。

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