地域未来牽引企業に小樽から2社が選定 (2019/04/12)

 経済産業省が取り組む地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域経済の成長を牽引する事業の中核となる「地域未来牽引企業」に、北海道ワイン株式会社(朝里川温泉1・嶌村公宏社長)と田中酒蔵株式会社(色内3・田中一良社長)の2社が追加認定された。

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 その報告会が、4月12日(金)10:30から市役所(花園2)2階市長応接室で行われ、嶌村社長・田島大敬次長・田中社長・岡田栄造専務が出席。同計画の概要説明と新商品についての紹介に、迫俊哉市長・小山副市長・上石産業港湾部部長が対応した。

 同企業の選定は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律「地域未来投資促進法」に基づき策定した事業計画が評価のポイントとなる。

 嶌村社長は、小樽から発信する新たなワイン産業モデルの構築・推進事業について、「後志管内を中心とした道内の全葡萄の収穫量の3分の1を使用してワイン作りをしている。ワインの製造残渣を使った機能性商材の開発として、新たにポリフェノール等を有効活用しようと入浴剤や健康食品・化粧品など商品開発を行った。昨年、地域的表示(GI)の指定を受け、日本ワインでは国内最大のワイナリーであることから、小樽から日本全国及び海外へ北海道ワインブランドをPRし、販売を拡大。アジアを中心に8カ国にワインを輸出。小樽と名前が付いたワインが行き届き、北海道がワイン産地であることを認知してもらい、インバウンド向けの販売や高品質・高価格帯のワインの製造を強化する」と述べた。

 同計画に基づき商品化した、トラディッショナル メソッド 北海道(750ml)は、1,385本製造し、2018(平成30)年9月9日からすでに発売中(税別3,800円)。同社初の瓶内二次発行方式で醸造した辛口ロゼスパークリング。余市・鶴沼で収穫したツヴァイゲルトを中心とした、ヴィニフェラ種の黒葡萄を、ゆっくり丁寧に果汁を抽出。渋みや苦味の少ないフレッシュな味わい。長く酵母を漬け込む製法により、極め細やかな上質な泡とともに楽しめる。

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 田中社長は、発泡性日本酒・リキュール等の新製品の開発・生産事業について、「地酒の定義として、道産米だけを使用。8割は後志産。外国人は純米酒が好みで、2018(平成30
)年から純米酒に特化した。これまで小樽美人シリーズを展開し、飲酒人口の減少により、女性や外国人を対象した発泡性のある酒を開発する。ノンアルコール飲料の開発についても、地酒のノンアルコールは業界では新しいのではと研究中。中国は純米酒志向、北海道の原材料を使い、良いものを作りながらアピール。インバウンドの誘致もしていきたい」と報告した。

 同計画に基づき商品化した、おたる梅酒スパークリング(720ml・税込2,400円)は、余市・仁木産の梅を使用し、約3年間貯蔵熟成させた梅酒をベースに、2019(平成31)年4月19日(金)、販売本数400本を販売予定。昨年11月に「耐圧サーマルタンク」を導入。炭酸ガスを注入し発泡性に仕上げた同社初のスパークリングワインとなる。爽やかできめ細やかな泡の中に、濃厚な梅の風味とほんのりと感じる梅の酸味が特長。

 今後、アロニア、プルーンにも応用し、日本酒のスパークリングやノンアルコール飲料の開発に力を入れ、地元原材料を使用して地域貢献し、同商品については梅酒まつりで販売する予定。

 迫市長は、「日頃から新商品の開発に取り組むトップリーダーで、共通点が沢山ある2社。国の制度を上手く活用し、これに続く企業を、行政としても育て、地元の活性化に力を貸してもらいたい」と期待した。

 この取り組みは、2017(平成29)年度から始まり、今回の2回目の選定1,543社(うち北海道38社)を合わせると、全国で3,691社(うち北海道100社)となり、小樽では、前回の極東高分子株式会社を含め3社となる。

 経済産業省

 北海道ワイン

 田中酒蔵
 

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