小樽市は、豪雨を想定した令和8年度小樽市総合防災訓練を、8月27日(木)13:10~16:30まで、災害対策本部を消防庁舎6階講堂に開設し、実働訓練と避難所開設・運営訓練を市民消防防災研修センター等で実施した。
大規模災害に対する各関係機関相互の協力体制の強化と防災技術の向上、市民の防災意識・知識を高めるために行われ、訓練参加機関は24機関、人員約190名、車両30両、船舶1隻、ドローン1機を使用した。
訓練想定は、豪雨の影響による雨水施設からの溢水や多数の住宅への浸水、崖崩れの土砂災害の被害などで、災害対策本部と災害発生現場及び指定避難所との情報伝達・共有並びに対応方法を確認した。

実働訓練は、市民消防防災研修センターと小樽港第3号ふ頭周辺で実施された。
小樽海上保安部と陸上自衛隊第11特科隊は、14:20より海上漂流者の捜索・救助訓練を行い、海上で漂流していた要救助者を、海上保安部の2名が水上バイクが接近し同バイクに乗せて岸壁まで運び、陸上に引き上げた。意識があるが低体温症で、海水を飲んでしまったと伝えいて、第11特科隊のトラックで要救助者を搬送し、訓練は終了した。

次に、流出油の防除訓練を実施し、石狩・後志管内沿岸排出油等防除協議会(海上保安部・市港湾室)が参加して行われた。
14:55開始を予定していたが、悪天候が見込まれたため早めに開始し、オイルフェンスの使用方法等を、海上保安部の担当者から説明を聞きながら実践した。撤去作業は、生憎の大雨の中で行われた。
災害対策本部では、15:20より第1回災害対策本部会議を行い、現状とこの後の予測について、札幌管区気象台からはZOOMでの報告、公共交通機関等の状況、道路、河川等の状況など、各リエゾン等からの報告があった。


16:05より、北海道訓練支援員の講評、各リエゾンの所見等が述べられ、最後に、本部長の迫市長は、「決して充分ではないけれど、今回の訓練で見えた課題を抽出し、今後とも検証を重ね、さらに実効性を高める訓練を継続していく事が不可欠であると実感した。
みなさんにおかれましても、本日の訓練の成果を踏まえ、市民の安全安心を確保するため様々な災害に備えて、日頃から相互の連携を密にする事で初動な連絡体制など災害対応力の更なる強化に努めてもらいたい」と、講評を述べた。
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