小樽市高等学校定時制通信制教育振興会(阿部芳郎会長)は、9月10日(木)13:30より小樽未来創造高等学校(最上1・濱下昌也校長)3階視聴覚室で、第70回後志地区高等学校定時制通信制生徒 生活体験発表会を開催した。
真狩高校2年藤田四季さん、留寿都高校1年福永百菜さん、小樽未来創造高校3年佐藤怜央さんの3名(1名欠席)が出場し、それぞれに生活の中や学校で体験したことや悩んだことなどを綴り発表し、厳しい審査の結果、佐藤さんが優勝し、全道大会へと駒を進めた。

この大会の目的は、後志管内の定時制・通信制高等学校に学ぶ生徒が、学校生活を通じて感じ、学んだ貴重な体験を発表し、多くの人々に感動と励ましを与えること。毎年、後志管内の定時制通信制高校を巡回して開催している。
後志管内の高校で定時制・通信制がある高校は、小樽市内では小樽潮陵高校と小樽未来創造高校の2校と、真狩高校と留寿都高校のみで、ニセコ高校は、今年度の1年生から全日制となったことから大会出場を辞退した。
発表する生徒は、それぞれの学校生活で感じたことや日頃思っている事を文章にまとめ、担当の先生にみてもらい書き換えたりしながらアドバイスをもらい、発表の練習も熱心に重ねてきた。
藤田さんは、「挑戦が生んだ私の成長」と題して発表し、原稿を先生に見てもらい添削してもらい、本番を迎えた。
福永さんは、「目標を持つことの大切さ」について発表し、学校で海外の農業実習へ行く目標を持つ事ができた事について語り、目標を持つことは未来へ進む力と、達成へ向けて毎日学び続けているという。
発表後に、「ここ2日間は練習に励み、抑揚をつけて読む所を重点的に練習した。こういう発表は初めてだったけど、先生からアドバイスしてもらった」と、話した。

最後に発表した佐藤さんは「人生の道と一期一会」と題して発表。
過去に不登校を経験し、定時制に通う事に不安を抱えながら入学。良い先生やクラスメート、先輩に出会い、いろいろな人との出会い、自分を見つめ直し自信を持つ事ができ、この学校へ入学して良かったと思えたと振り返った。自分が決めた選択をどうあゆむかが大切で、後悔をゼロにすることよりも、この道を選んで良かったと思える事が大事で、自分自身の選択を社会で貢献できる人に自分の姿で示したいと書かれていた。
北海道教育庁後志教育局教育支援課学校教育指導班・李家健指導主事は、講評を述べ、「しっかり前を向き、ハキハキと抑揚をつけて話し、時間も守り可能な限り時間を使ったと思う。定時制で目標を持って過ごした3名の発表に共感した」と述べ、優勝した佐藤さんへは、「全日制も良いと思う反面、夜間定時制を選び、間違いではなかった。自分で選んだ道を努力しようという考えに共感した」と、評価した。

優勝した佐藤さんは、「初めての大会で、ステージで話す事もめったにないのですごく緊張した。全道大会へは、話し方などを修正したりしてもっと良い発表ができるよう準備したい」と、話した。
【大会結果】
優勝:小樽未来創造高校3年・佐藤怜央さん 準優勝: 留寿都高校1年・ 福永百菜さん 3位:真狩高校2年・藤田四季さん



