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1月のベストマスター 2019

菊地 泰仁 マスター

 メルヘン交差点から港方面に少し歩くと、今年4月にオープンした蝦夷鹿皮専門店「EZO Leather Factory(エゾレザーファクトリー)」がある。

 蝦夷鹿革を素材にした商品が8割を占め、財布やカードケースなど自社内の工房で製作したブランド“シンシア”や、札幌や帯広などの職人が作るおしゃれな商品をラインナップ。北海道に生息している鹿と職人から、「メイドイン北海道」をテーマに展開中。

 代表の菊地泰仁さん(39)は、札幌市出身で札幌在住。市内のガラス工房ilPONTE(イルポンテ・色内2-1-19)内で皮製品の販売経験もあり、小樽とは馴染み深い。

 蝦夷鹿の皮や角を使った商品は珍しく、観光客の北海道土産にも最適では?と、観光客の多い小樽に店を構えた。

 蝦夷鹿皮の魅力は、柔らかくしっとりしていること。菊地代表も財布を愛用し、使い込むほどに光沢が出て経年変化が楽しめ、牛皮に比べて油を塗ったりするメンテナンスが必要ないので使いやすい。人気NO.1は、蝦夷鹿皮に伊達市の藍染を施した商品。最初の藍色が、使っていくうちに味が出てくる。

 自社内に工房を構えることで、オーダーもメンテナンスにも即対応。例えば、財布のカードを入れるスペースを増やすなど、自分の使い勝手に合った気に入った商品が提供できる。

 ブランド名の“シンシア”は、“誠実”の意味があり、理想に誠実に応えたものづくりを心がけているという。

 菊地代表は、有害駆除を行うハンターでもあり、中川町が平成24(2012)年から実施の蝦夷鹿1頭の命を丸ごと繋ぐ「イノチヲツナグプロジェクト」に賛同。中川町の工場で解体し、皮・角・肉・油分と無駄なく使うことにも力を入れている。

 小樽の店でも、蝦夷鹿皮・角製品に加え、鹿肉料理を提供し、鹿肉の販売もできればと、今後の夢を語る。

 「“小樽ジャーナルのマスター記事を見たよ!”で、シンシアと自社製品に限り、フルオーダーとカラーオーダーを10%OFFにて提供したい。ぜひご来店を」と呼びかけている。

EZO Leather Factory
小樽市住吉町1-1
営業時間:10:00〜18:00
定休日:なし・年末年始(12月30日〜1月2日)
電話:0134-64-5313 
EZO Leather Factory HP

12月のベストマスター 2018

館石 庸一郎 店長

 2017(平成29)年11月6日にオープンした、JR小樽駅隣の「銘酒角打ちセンターたかの」の店長・館石庸一郎さん(58)は、小樽出身で、地元の人にも喜んでもらいたいと、美味しい酒を提供するため、日々励んでいる。

 駅横にあるロッカー室よりも近い好立地条件に甘んじることなく、様々なイベントを企画。店舗は進化系で育成中とのことで、同僚の渡会真英さんと一緒に案を出し合い、楽しんでらえる場所をと考える日々だ。

 角打ちとは「立ち飲みの屋」を意味するが、昭和の情緒漂う店内には、ビールケースのテーブルと椅子40席を設置している。

 常時、日本酒を30種類以上用意し、人気のレモンサワーやハイボール、ビールなども。日本酒においては、地酒専門店・小樽酒商たかの系列店だからできる特別ルートで、全国各地の蔵元から銘酒を入手。季節ごとに旬の酒を味わうことができる。

 館石店長は、地元の人に気軽に飲んでもらいたいという強い思いがあり、日本酒のことを知らなくても、飲みなれていなくても、若い人ほど大歓迎。

 主人公は「酒」。それを美味しく味わうために、手間ひまかけたあて(肴)を用意している。この店の味を出そうと、手作りのもつ煮や牛すじ、ザンギと種類も豊富。

 札幌へ帰るサラリーマンが、終電前にちょこっと立ち寄ることもでき、楽しいひと時を過ごせる場所を提供し、美味しい酒を飲んで、明日の活力にしてもらいたいと心がけている。

 Line会員になると、新酒の入荷や開催イベントなどの美味しい情報を提供。現在1,000人以上が登録。

 館石店長は、「12月は1年の締めとなる。酔(良い)酒を飲んでもらいたい。日本酒を飲みたい人はもちろん、飲んだことのない人や飲んでみたい人、気軽に来てもらいたい」とPR した。

銘酒角打ちセンターたかの
小樽市稲穂2-22
電話:0134-32-0755
営業時間:14:00〜23:00(L0.22:30)
定休日:毎週日曜日・年末年始(12/31〜1/3)

11月のベストマスター 2018

田村 涼 マスター

 余市で36年愛され続けている人気串焼店「がんがら」の分店「串焼 涼」が、小樽花園に2017(平成29)年7月6日にオープン。

 父の背中をずっと見て育ってきた田村涼さん(32)が、小樽で父の串焼を引き継いで店主となり、1年半が過ぎた。

 余市出身の涼さんは、高校卒業後、札幌やニセコで働いていた。将来を考え涼さんが出した結論は、やるなら父の店をやりたい。父親も戻ってきた息子に店を持たせると約束。念願の開店となった。

 1人で店を切り盛りし、17:30のオープンに向け、昼過ぎには出勤して食材の仕込みに励む毎日だ。経理もやらなければならないし、思っていたよりも、経営の大変さが分かったという。

 串焼のネタが大きくてボリュームがあり、そして、リーズナブル。懐に優しいから嬉しい。

 お奨めは、串焼を超えてホルモン味噌煮込み。お客さんにも大人気。トマトのベーコン巻きも注文が多く、納豆入りのつくねを海苔で巻いた変り種も。

 レバー・タン・つくね・鳥串などの定番ものから、シイタケやえのき・ししとうなどベジタリアンにも対応している。

 現在、1人で対応ができるカウンターの9席のみ。今後は、バイトも入れて奥のスペースを開放し、席数もメニューも増やしたいそうだ。

 余市まで行かなくても小樽で食べられると喜ぶ、父の常連さんの声も聞くが、父の店にも足を運んでもらいたいと思っている。

 ニセコで働いていたこともあり、スノーボードが大好きで、今年は、仕事の合間をみて滑りに行けたらと、雪が降るのが楽しみな様子。

 小樽の人に店を早く知ってもらい、父の店のような雰囲気を目標に、日々研鑽している。「ちょっと分かりずらい場所かもしれないが、ネタも高くないし、若い方にも気軽に入れる店を心掛けているので、ぜひ来店して串を味わい、楽しんでもらえれば」とPRした。

串焼 涼
小樽市花園1-11-21 G4ビル1F
電話:0134-65-7013
営業時間:17:30〜24:00(フードLO.23:00・ドリンクLO.23:30)
定休:日曜日

10月のベストマスター 2018

木村 直樹 マスター

 祝津の海に面し、最高のロケーションに恵まれた工房「KIM GLASS DESIGN」代表の木村直樹さん(33)は、北見市留辺蕊出身のガラスアーティストで、この道14年。モチーフや作風は年々変化し、日々、目標に向かって努力を惜しまない。

 吹きガラスの中でも、型を使わずに成形していく宙吹きガラス技法で、生活雑貨から飲食店の器や照明器具、芸術性溢れるオブジェなど多種多様な作品を発表している。

 19歳の頃、インターネットにアップされていた親方の作品に魅せられ、小樽に移住して堺町の工房で修行したのが始まり。厳しい世界ではあるが、親方を尊敬し作品をつくれるようになりたい思いで頑張ってきた。

 行き詰まって辞めようと思った時、アートクリエイトの社長から、「辞めずに、(今の)工房で独立してスタートしては?」と勧められ、プライベートも含めて気にかけてくれた社長の熱い思いで、2011(平成23)年2月に開業。

 最近は、乳白色の色ガラスを使った作品づくりを構想している。白色同士の組み合わせなどを考えるのも楽しく、近いうちに形にしたいと意気込む。

 商品だけではなく、作品としてガラスを発表する機会となる小樽がらす市や、小樽ゆき物語のJR小樽駅ギャラリー、小樽市文化祭の小樽硝子展などに積極的に参加し、全国規模の公募展などにも力を入れている。

 吹きガラス体験は口コミのみで集客。リピーターが増えるよう、4名のスタッフ共々が、全力で楽しい時間を提供しようと実施。

 関わるすべてに、公平に全力で取り組むのが木村流の生き方でもあり、「小樽のガラスには歴史もあり、最初の工房スタイルを確立したグラススタジオもあり、もっと小樽でガラスを作りたい人や販売したい人を増やし、そのためにも自身が活動の幅を広げ、小樽ガラスのフラッグシップ(情報発信基地)となるような活動をしていきたい。地域での活動にも力を入れたい」と語る。

 人生の伴侶にも恵まれ、4年前に結婚。修行時代の木村さんを知る妻・美雪さん(34)は、20歳の頃、青森から小樽に移住して、ガラス関係会社に就職。アクセサリー作家として、硬質ガラスとして代表的なホウケイ酸ガラスを使ったアクセサリーのみを制作し、同工房と小樽がらす市で販売。夫婦揃ってガラスに関わる仕事に取り組んでいる。KIM GLASS DESIGN HP

0KIM GLASS DESIGN
住所:小樽市祝津3-8
電話:0134-61-1213
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休