旧天望閣が“ウィーンの城”に大変身!全室露天風呂付のホテルに!

 ホテル天望閣は、祝津の断崖絶壁の上に建ち、海や夕日の眺めの美しいことで知られ、回転展望レストランもあった。ここの天望閣を買収した本社札幌市のオーブ株式会社(岩寺晴夫代表取締役)は、事業費10億円を投入。全面改装し、外観はウィーンの城を模した全室露天風呂付の58室を持つホテルへと大変身中だ。

 ホテルノイシュロス小樽(HOTEL NEUSCHLOSS OTARU)として、今秋オープンする同ホテルは、全客室58室に露天風呂が付き、回転展望レストランだったところは、4室のスイートルームになる。バリアフリーにも配慮し、館内にスロープを設け、2室用意している。婚礼にも使用可能なチャペルもラウンジにあり、レストランも124名に対応する。旧天望閣は、修学旅行生が大部分を占めていたが営業形態も個人客向けへと一変する高級感あるホテルになる。現在、すっぽりと外観が覆われ工事が進行している。オープンは9月下旬から10月上旬の予定。同ホテルの開業準備室では「ゆったりと、上質の時間を過ごしていただけるホテルになるよう準備中で、料金もリーズナブルな設定にしたい」としている。