小樽市議会予算特別委員会!付託10議案を可決!(2006/6/21)

 開会中の小樽市議会6月定例会は、6月21日(水)13:00から、予算特別委員会(小林栄治委員長)の総括質疑を行った。

 平成会の大畠護委員は、市の公用車問題について質問。秘書課・議会事務局移管車両の集中管理体制における稼動状況についての資料をもとに、議会事務局の車両稼動が6月になって大きく減少しているのがなぜかを取り上げた。

 市契約管財課は「稼働状況が減少しているのは、中畑恒雄議長の公用車の運転手が病欠のため、現在はタクシー通勤をしているためである」と答えた。「もし運転手が復帰しなければ、3台のうち1台を廃車にしタクシーに変えるべき」と質したのに対し、「市の公用車3台のうち1台は廃車にする方向で話が進んでいる」と答えた。

 公明党の高橋克幸委員は、新博物館のプラネタリウムについて質問。新博物館準備室は「本体機器はまだ確定はしてはいないが、現在のよりもグレードアップしたものを入れたい。お客さんにとって前より良くなったねと言われるように、高価格帯というわけではなく良いものを探していきたい」と答えた。

 自民党の佐々木茂委員は、市立病院について質問。市は「平成17年度下半期の入院・外来患者が減り、約1億円の損失が増えた」と損失が拡大していることを明らかにした。

 同委員会は19日(月)から3日間で、平成18年度小樽市一般会計・特別会計・企業会計の計1億9,653万円の補正予算など10議案を審議してきた。議案の採決では、共産党(2)が、平成18年度小樽市一般会計補正予算と小樽市税条例の一部を改正する条例案、住民訴訟に係る弁護士費用の公費負担についての3議案に反対したが、自民党(5)・公明党(2)・平成会(1)・民主市民連合(1)が10議案すべてに賛成し可決された。

 22日(木)13:00からは、各常任委員会が開かれることになっている。