小樽は今日も雨だった!


ame.jpg 8月に入っても小樽の天候は不順で、連日雨にたたられ、爽やかな夏にはほど遠い陽気が続いている。これは北海道全域が、関東地方など本州に猛暑をもたらしている太平洋高気圧と、北からのオホーツク海高気圧の、2大高気圧に挟まれた気圧の谷になっているため。
 このため北海道上空には、雨前線が停滞しており、連日、曇天と雨降りの陽気が繰り返されている。市内にある各海水浴場は、夏休みに入っても人出が少なく、昨年を大きく下回っている。快晴になったのは、先週4日の日曜日だけで、海の家などは商売にならないと、悲鳴が揚がっている。生ビールの需要も、雨で例年より大幅に下回り、スカッとした空の下で飲む爽やかさがない。
 降水量が多く、日照時間の少なさに、夏物衣料戦線も早々に終了し、すでに衣料業界は秋物販売へとシフトするなど、どんよりとした雨模様続きの陽気が、生活面でも大きな影響を及ぼしつつある。週末となった10日(土)も“小樽は今日も雨だった”。