ベストママ

2019年10月のベストママ
じん平

平井 晴代ママ

 おたる屋台村レンガ横丁内にある北海道の郷土料理・ジンギスカン専門店「じん平(ぺい)」の店長・平井晴代さん(56)は、令和元年の今年から村長を務める頑張り屋さん。

 小樽出身で、レンガ横丁に灯油を配達していた夫のツテもあり、「やってみないか?」と声がかかった。子育てしながら店を始めたのは、今から14年前。レンガ横丁が火事になって再スタートをきった時に仲間入り。

 レンガ横丁になかったジンギスカンを提供することで、店の選択肢が増え、訪れる人にも喜ばれるのではないかと、また、1人でも切り盛り出来そうだと思って決断。

 ジンギスカンの「じん」と平井の「平」を合わせた店名は、覚えやすく分かりやすい名前だ。

 柔らかい生ラム肩ロース肉と、オリジナルの秘伝のタレでいただくジンギスカンを提供。タレは、開店当初からずっと変わらず、お客さんに喜ばれているじん平の味。

 店内のカウンターに、カセットコンロとジンギスカン鍋を乗せ、自分で焼いて焼きたてを食べる。

 通しは、煮込みやサラダなど、家庭の味を提供。ジンギスカン以外にも、焼き魚や一品料理のメニューが並ぶ。

 同横丁に泥棒が入り、同店も鍵が壊されて売上を持っていかれた悲しい思い出もあれば、昨年9月の胆振東部地震で停電になり、自宅の水が出なくなって店に水を汲みに来たところ、他店の店主と「店を開けよう」と心をひとつにして、アーケード内でロウソクの明りの中、ジンギスカンを提供した。近隣のホテルの宿泊客にも、とても喜んでもらえたという。

 ジンギスカンは、北海道ならではの食べ物で、「美味しい」と言ってもらうために、肉やタレはもちろん、野菜も旬の物を使うよう心がけ、定番のもやしや玉ねぎに、にんじんやかぼちゃと彩りよく食べてもらおうと、付け合せの野菜にも気を配る。

 「寒くなったら、ラムしゃぶもメニューに登場させ、冷えた体を温めてください」とPRした。

じん平

小樽市稲穂1-4-15 おたる屋台村レンガ横丁内
営業時間:17:30~23:00
定休日:月曜日
電話:080-1860-2830

2019年9月のベストママ
酒楽や 恵方

牧野 由佳ママ

 おたる屋台村レンガ横丁内に、今年3月2日大安にオープンした「酒楽や 恵方」の店主・牧野由佳さん(53)は、お気に入りの場所に念願の店を構え新たな人生を歩み始めた。

 札幌出身の由佳さんは、両親も小樽出身で小樽に親戚も多く、子どもの頃から親しんでいる町。

 30年間のOL生活をやめて北海道物産展に携わり、食べ歩きの趣味を生かし、酒についても学び、同横丁の立ち飲みワインバーを手伝いながら、いつか店をと構想を練っていたところ、昨年の年末に開店を決め、赤を貴重としたモダンな内装に改装、人生初の自分の店を持った。

 店名の恵方は、亡き母が節分生まれだったことや、恵まれた方角の意味から、楽しんでもらえる場所になればと名付けた。

 提供する料理はどれも丁寧に仕込んでいる。北海道にあまり馴染みがない赤味噌を使ったもつ煮込みは、新鮮で厚みのあるもつを丁寧に下処理しているので、臭みがなく柔らかくて苦手な人でも美味しいと評判だ。

 30年来の東京の友人で、料理研究家の井澤由美子さんのアドバイスを受けた薬膳スープは、女性にも楽しんでもらいたいとメニューに加えた。塩麹や醤油麹、ポン酢などの調味料も手づくりするほど気合が入っている。

 酒を楽しんでもらう店にと、スダンダードなメニューの他、どの酒にも合うおつまみを揃えた。

 これからの季節に合う、黒胡椒を利かせた鶏団子入り鶏だしおでんは、前日からじっくり時間をかけて仕込んでいる。

 初デートで来店、3回目で婚約の報告を受け、ここが恵方になったと嬉しくなった。これからもこの店で縁結びが増えてくれればと期待する。

 今後は、酒に合うオリジナル調理を開発して、もっとメニューを増やし、お客さんに楽しんでもらい、女性1人でも気軽に来店でき、隣合わせのお客さんとコミュニケーションを取りながら飲める場所を目指す。

 由佳さんは、「いつ来ていただいても、笑顔でお迎えすることを心がけ、おひとりの方でもお仲間でも、憩いの場所としてお使いください」とPRした。

 

酒楽や 恵方

酒楽や 恵方
小樽市稲穂1-4-5 おたるレンガ横丁
電話:090-8707-3624
営業時間:17:00~23:00
定休日:火曜日

2019年8月のベストママ
「白と翠」かせん書道教室・用具販売等

遠藤 花泉ママ

 書道教室講師の遠藤花泉さんは、小樽出身の45歳。

 左ききを直すため、小学1年の頃から高校2年までの10年間続け、準2段を取得した書道だが、結婚後は育児に専念。育児も一段落した2014(平成26)4月に、都会館(稲穂4)で書道教室を開き6年が過ぎた。

 自分の資格を活かして何かできないかと考え、地元の子ども達に社会貢献したいと始めたのがきっかけとなり、現在は、子どもの頃、母の買物に付き添った思い出の妙見市場の一室を借り、毎週月・火曜日の14:00から17:00まで、小中学生9名に手ほどきしている。

 研修会にも参加し、自己研鑽はもちろん、書道指導や企画、営業や事務処理に至るまで、全部1人でこなしている。

 子どもにも人格があり、嫌がることは押し付けず、その子その子の個性を見つけ、モチベーションを上げながら、子育ての経験を活かし指導することを心がけている。

 生徒に好評のお正月企画恒例かるた大会では、花泉さんが今流行のかるたを選び、男女別で、優勝者には景品をプレゼントしている。生徒は無料で参加でき、友人や希望者は1人300円で。

 まずは、子ども達に書に興味を持ってもらいたいと、年中さん(4歳)を対象に、手や服が汚れない水習字とかきかた教室を4月から開講している。

 イベント等にも参加し、好きな字を書いて発散する「アングラ書道」を実施。ストレス発散に良いと人気がある。

 体力があれば、自分が書いた文字のTシャツや缶バッチ・グッズも作りたいと、今後の夢を語る。自身の書いた文字を気に入ってくれればと企画中。

 発表や挑戦することを大切にし、8月31日(土)・9月1日(日)にかでる2・7(札幌中央区)1階展示ホールで開催の日本教育書道会・第33回札幌・小樽地区書道展に、教室の子ども達と花泉さんの作品を出展する予定。

 花泉さんは、「教えることが楽しいし、通う子ども達にとっても、楽しくて上達する教室を目指したい。一度見学して」とPRした。

「白と翠」かせん書道教室・用具販売等

「白と翠」かせん書道教室・用具販売等
小樽市花園2-11-1 妙見市場内
営業日:毎週月・火曜日
営業時間:14:00~17:00

2019年7月のベストママ
カラオケ喫茶「永&八」

山本 八永ママ

 小樽花園商店街横小路の宵待ち通りにあるカラオケ喫茶・永&八(エイトハチ)を、ひとりで切り盛りするママの山本八永さん(69)は、小樽出身で花園に店を構えて35年のベテラン。

 いつも笑顔で、人情と優しさを兼ね備えた素敵な女性で、人が人を呼び、ママを慕って長年通う常連さんも多い。

 開業からずっと続く店名は、言うまでもなく、自分の名前「八永」を入れ替えて&を付けた。

 酒が飲めない人も飲める人にも、ソフトドリンクからアルコールまでを用意。カラオケ完備で、飲んで・歌って・料理も味わえる店だ。

 料理上手な母に育てられ、八永さんも料理が得意で、毎日10品以上の料理を並べ、フードメニューを充実させている。おふくろの味が楽しめ、さらに低料金だから嬉しい。

 八永さんは、店を切り盛りしながら、3人の子どもを立派に育てた。健康で今があるのも、お客さんと3人の子ども達のお陰だと日々感謝している。

 お客さんにいつまでも元気でいてもらいたいという強い思いから、肉ばかりを食べたがる人には野菜を多く取り入れたり、偏った食事を改善するようアドバイスし、愛情込めて体に良いメニューを工夫。

 食事療法関係の本を参考に、糖尿病の人や血圧の高い人、むくみや冷えなど、その人に合わせた食事を提供。常に、お客さんの健康を考えているという気遣いの深いママ。

 月1回のペースで来店する90歳代の女性は、人間性も素晴らしく尊敬しているひとり。ここを訪れるのを楽しみにしていると聞き、ありがたいという。

 また、女性4人グループは、美味しい食事を楽しみに来店を継続。みんなが喜んでくれると作り甲斐もあり、ここまで長く続けてこられた理由でもある。

 趣味を楽しむ時間もなく、仕事を一番に毎日過ごしてきたが、最近は、立ちっぱなしの仕事で足が痛い日もあり、水曜日を定休日とした。

 今後の夢は?と尋ねると、「お客さんにも健康で長生きしてもらうこと。それだけです」と話す。「低料金なので、存分に食べて飲んで歌ってください」とPRした。

 カウンター席奥には、30名ほどが入れる個室もあり、2時間飲み歌い放題で1人2,000円(3名から)。

カラオケ喫茶「永&八」

カラオケ喫茶「永&八」
小樽市花園1-11-16 宵待ち通り
電話:0134-23-4055
定休日:水曜日
営業時間:月〜土曜日18:00~24:00、日曜日12:00~24:00

2019年6月のベストママ
やきそば中華龍(ろん)

原田 章子ママ

 小樽市銭函3丁目の自宅1階に、やきそば中華龍(ろん)を、2018(平成30)年9月13日にオープンさせた店主・原田久嗣さん(50)を支える、妻の章子さん(47)は、明るく笑顔が素敵な女性。
 
 小樽出身の章子さんと、この道30年の努力を惜しまない料理人である札幌出身の久嗣さんとは、とても仲良しなご夫婦。
 
 10年前から札幌中央卸市場内で食堂を営み、味の肥えた市場関係者が納得する料理を提供し、喜ばれていた。
 
 通うのが大変だったこともあり、海も山もある銭函の活性化になればと移転を決意。2018(平成30)年6月に閉店し、3ヶ月足らずで自宅1階を改装してオープン。
 
 以前の食堂でも人気メニューだった本格的なあんかけ焼そばは、家庭ではなかなか作れない味。その焼きそばを中心にメニュー構成した。
 
 店名は、食堂当時をそのまま使い、焼きそば専門店を強調。
 
 メインとなる調理は夫に任せ、料理の味の決め手となるスープにも深いこだわりが。手間隙かけてスープを取り、スープが切れるとオーダーストップ。スープを使うあんかけやきそばや一品料理は、店ならではの自慢の味。
 
 章子ママは主に接客を担当。10歳の頃から実家の海の家を手伝っていた。当時は、何が何だか分からず、ただただ忙しくて大変だと思っていたが、今の章子さんに自然と身についている接客の技は、これまで培ってきた経験からにじみ出たもの。
 
 お客さんにとっての1杯を作るために、丁寧にスープを作り、よそに負けない料理を提供することを常に心がけている2人。
 
 昼時は並ぶこともあり、お客さんから「待った甲斐があった。美味しかった」と言ってくれた時は、疲れも忘れるほど嬉しいのだという。
 
 中華の定番デザート・杏仁豆腐だけは、章子さんの手づくり。レシピは、久嗣さんが考えたものだが、なめらかで濃厚な味わい深いと評判だ。
 
 腕を鈍らせないためにも色々なメニューを提供しようと、ランチが終わった14:00頃から、エビのチリソースや豚のもやしいため、麻婆豆腐などの単品中華も始めた。
 
 主婦目線で、家事の手助けになればと「単品料理をお皿持参でテイクアウト。夕食の一品にして」と話すママ。
 
 今後は、「海も山もあり、札幌へも小樽へも近い銭函を発展させる足がかりになれればと思う。少しでも人を呼びたい」と、銭函を元気づけたいそうだ。
 
 章子ママは、「妻としてではなく、ひとりの人間として、久嗣さんが作る麻婆豆腐やラーメン(かつてのメニュー)は、本当に美味しい」と太鼓判を押した。
 
 「本格派の味を出すこだわりのスープを使ったやきそばを、ぜひ食べに来ていただきたい」とPRも忘れない。
 

やきそば中華龍(ろん)

やきそば中華龍(ろん)
小樽市銭函3町目4-33
電話:0134-62-5607
営業時間:月〜土曜日11:30~19:00(L.O.)・日曜日11:30~19:00(L.O.予約のみ)
定休日:水曜日 宴会は予約を
駐車場:8台

2019年5月のベストママ
ほしの美容室

星野 亜紀ママ

長橋十字街にある「ほしの美容室」の看板美容師・星野亜紀さん(43)は、小樽生まれの小樽育ち。

この道22年の長きに渡り勤務。美容師界の模範となる技術者として認められ、平成30(2018)年度小樽市優良技能者に表彰されている。

小さい頃から、美容師でもある母・幸子さんの背中を見て育ち、高校卒業後、専門学校へ。20歳から美容師として母の店で働き始める。現在、幸子さんと妹の実央さんの3人で切り盛りしている。

亜紀さんは、美容師としての仕事、カット・カラー・パーマ・着付けの全てをこなす。

2010(平成22)年7月に、旭川市で、制限時間20分で着付けの完成度や技術を競う北海道美容技術選手権大会が行われた。亜希さんも中振袖着付競技部門に初出場し、見事、優勝を果たした。

その後も技術が落ちないようにと、小樽美容協会が実施する月1度の勉強会に参加。同協会の熱心さに、とても感謝しているという。

お客さんが自宅でも手入れしやすく、ドライヤーで伸ばせるように、程よいパーマを勧めるよう心がけている。パーマは2ヶ月が限度と、仕事の先輩でもある母の教えを守っている。

高齢者が増え続ける小樽は、おしゃれで元気な女性が多く、白髪にはパーマを、白髪を染めた人にはストレートを勧めているそうだ。

付き合いが長いお客さんも多く、良い話も大変な話も聞いてきた。天気や病気など、その時節の話題を提供して会話も弾み、また、お客さんから教わることも多いそうだ。

これからも、美容師同士の繋がりを大切に、リピーターのお客さんが、元気でずっと来店していただけたらと願っている。

休日は、生花や葉を特殊な液の中に沈め水分を抜いた素材を使った“プリザーブドフラワー”制作を、趣味として楽しんでいる。

「アットホームな雰囲気で、初めての方でも気軽にご来店してもらいたい。お茶を飲みながら、何もしなくていい空間を楽しんでもらいたい」とPRした。

ほしの美容室

小樽市長橋2-17

電話:0134-33-5194

営業時間:夏期9:00~17:00・冬期9:00~16:00、予約優先

定休日:毎週火曜日、第3火・水曜日

2019年4月のベストママ
OTARU TAP ROOM Craft Beer&Hostel

細見 文乃ママ

歴史的建造物が立ち並ぶ色内2丁目に、「OTARU TAP ROOM Craft Beer&Hostel」が、今年2月にオープン。泊まって楽しめるビアバーは、小樽に新しい風を吹かせた。

 ビアバー店主の細見文乃さん(29)は、札幌や兵庫で育ち、7年前に遊びに来て小樽が気に入り、2年前に移住。

 自分の店を持ちたいと物件を探していたところ、この建物に出会った。ガラス張りで思い通りの場所に物件が見つかり、仲間とリノベーションして開店。

 店内のランプや小物もおしゃれで、以前から集めていたクラフトビールの王冠をはめ込んで造ったテーブルは、手づくり感があって温かい。

 ビールサーバーの注ぎ口である“TAP”は、昔は酒場を意味し、アメリカではクラフト(醸造場)ビールの店を指すことから、店名に。

 小樽では珍しく、コーヒータイムの15:00から開店。明るいうちから美味しい酒を楽しんでもらいたいと気軽な立ち飲みスタイルで、キャッシュオンデリバリー(代金引換払い)のクラフトビール専門店にした。

 高島に醸造場がある北海道麦酒醸造株式会社のビールをはじめ道内のほか、国内外からのクラフトビールを樽替わりで常時6種類を用意。他にクラフトジンや日本酒も。

 クラフトビールはそれぞれに特徴があり、アルコール度数も様々で、味や色・香りを知って楽しんでもらいたいと、まずは、飲み比べセットに挑戦!自分の好みにあったクラフトビールを見つけてもらいたいという。

 細見さんは、仕入れから仕込みなど業務全部をこなし、フードメニューは、アメリカ南部とメキシコ料理を融合させたタコスなどを提供。国籍や年齢を問わず、様々な人に来店してもらい、宿泊客と地元の人が交流できる場になればと期待する。

 今後について、店を持ってみて見えてくる色々なことを目論んでいるところ。10年後まで小樽で力をつけたいそうだ。

 「明るい時間から飲める店で、女性のお一人様も気軽に立ち寄れる店。ビールが苦手な人でも飲めるビールを用意している。ぜひご来店を」と呼びかけた。

 4月からは、エスプレッソマシーンを導入し、コーヒーも提供する予定だ。

OTARU TAP ROOM Craft Beer&Hostel

小樽市色内2-4-8
営業時間:15:00~24:00
フードL.o23:00、飲物L.o23:30
定休日:木曜日+不定休

お店のHP
2019年3月のベストママ
Otaru YaDo

石井 里沙ママ

4階建て96ベッドの小樽市内最大級のゲストハウス「Otaru YaDo(オタルヤド)」が、2018年10月にオープンし、札幌出身の石井里沙さん(35)がフロントで受付を担当している。

 5歳から25歳までは名古屋で暮らし、昨年7月に、札幌から小樽に移住したばかり。旅への興味や旅先での出会いが楽しく、旅人に関われるこの仕事の紹介を受け即決。

 以前はホテルで調理師として働き、ゲストハウス勤務は初めて。5ヶ月が過ぎ、日本各地や世界中から訪れる宿泊客から、小樽や旅の話を聞くのも楽しい時間で、一期一会の貴重なひと時を大切にしている。

 小樽には、発祥の地や歴史的文化財が数多く残されていることを知った。小さな地域ではあるが、観光があって、山や海の自然が多いこの町だからこそ、ゲストハウスの意義があると感じたという。

 まずは居心地が良いことを最優先に、小樽での時間が良い思い出になるよう、レストランの紹介や目的地までの行き方等、宿泊客ひとりひとりのニーズに応え、一緒に旅の続きを考える。ゲストハウスを選ぶ旅行者は、ノープランの人も多く、手助けも大切な仕事。

 「一大決心をして小樽に移住したわけで、このゲストハウスが小樽に根付くような宿にしたい。小樽に泊まった人が満足したと発信し、世界的にも魅力ある町だと広がれば」と話す。

 「3・4月はOFFシーズンで、通常よりも低価格で利用できる。小樽近郊の方は、送別会・歓迎会後に、気軽に宿を使い、この機会に見てもらい、友達にも紹介してもらえればと思う」とPRした。

 4階には靴を脱いでゆったりと過ごせるイベントホールがあり、赤ちゃん連れのママ友の集まり等にも気軽に利用できる。

Otaru YaDo

小樽市稲穂1-3-10
電話:0134-64-7066
FAX:0134-64-7067
メール
受付時間:8:00~22:00
定休日:なし

お店のHP
2019年2月のベストママ
みなともち中央市場店

三上 典子ママ

中央市場(稲穂3)第3号棟内にある、小樽の老舗和菓子店「みなともち」の三上典子さんは、今日もお客さんに笑顔で対応する看板店員。

 同店は、小樽花園4丁目に本店があり、市民に愛され創業70年になる。同市場には、10年ほど前から出店し、市場を利用するお客さんや観光客に、「おひとつからでもどうぞ」と、場内に食べることができるスペースが設けられている。

 三上さんの両親も、かつては同市場に店を構えており、子どもの頃から馴染み深く、就職・結婚と離れていた時期もあったが、9年前パート募集の張り紙を見て同店に就職。市場との縁を感じたという。現在も同級生のお父さんの店があり、両隣には花屋や紅茶屋などの新店舗も加わり、店員同士和気藹々としている。

 本店から早朝に製造された餅や赤飯が届くと、陳列ケースに並べて販売するのが、三上さんの主な仕事。

 昔ながらの製法で作る餅はどれも人気で、その中でもお奨めは大福で、つぶ餡入りの草や豆大福、こし餡入りの白大福、白餡入りの赤大福と種類も豊富。

 ヨモギ入りの草と黒糖入りの黒の2種類のべこもちは、焼いて食べても美味しい。べこもちと呼ばれるルーツを、牛(べこ)の白黒から・べっこうのような光沢から・米粉から作るなどと話してくれた。

 この他、こし餡の大島まんじゅうやつぶ餡の田舎まんじゅう、甘納豆入りと小豆入りの赤飯、醤油団子や出来たての柔らかいのし餅も絶品。

 12月下旬は正月用の餅がピークとなり、1月中旬からはひなまつりに合わせて、うぐいす餅やさくら餅、これが終わると、お彼岸のおはぎ、入学シーズンや祭り時期には赤飯と、季節に合わせた商品が並ぶ。

 三上さんは、お客さんの話を聞きながら笑顔を心がけている。9年も勤めていると常連さんもでき、年配の方とは会話も絶えない。しばらく顔を見ないと心配になることもあるという。

 「ここのおもちじゃないとダメ」と言われたり、「ご飯は食べられないけど、べこ餅なら食べられる」、「しっかりしていて美味しい」など、褒められると嬉しくなり活力に繋げている。

 「買物しないと通りづらいなどと思わないで、気軽にいらしてください。市場の皆さんは気の良い人ばかり。さくら餅やうぐいす餅などの季節のお餅もご賞味ください」とPRした。

 満1歳の誕生日の一升餅(背負い餅)などの注文も承っている。

みなともち中央市場店

小樽市稲穂3-11-3 小樽中央市場第3号棟内
営業時間:10:00~14:00
定休日:日曜日・祝日
電話:0134-27-5515

2019年1月のベストママ
どらやき小羽茶(こばさ)

小林 夏希ママ

すし屋通りを下った堺町通り近くに、新感覚のどらやき屋が、2018(平成30)年8月17日にオープンした。

 札幌から子どもに良い環境をと、小樽の銭函に移住して8年目となる小林哲(38)さんと夏希さん(34)が営む。

どらやき小羽茶(こばさ)は、夫婦が力を合わせて作るどらやきや団子、大福等を販売。店名の“こばさ”は、小林哲(こばやしさとし)さんの名前から、漢字をあてて生まれた。

 北海道内の催事を中心に販売していた哲さん。オリジナルどらやきやわらび餅が人気となり、週末は夏希さんが手伝い、いつか店を持ちたいと思うように。

 倉庫だった場所に店舗を構え、観光客をはじめ、地元の人にも食べてもらおうと、夫婦2人で切り盛りしている。

 出張が多い哲さんに代わり、夏希さんが店主となって店を支え、“焼きたてを提供する”をモットーに、朝から丁寧に手作りしている。

 和風にも洋風にも合うように道産小麦粉2種類をブレンドし、ふんわりもっちりとした食感に仕上げたどらやきの皮、十勝産の大納言を炊いたあんこ、新鮮な卵を使ったカスタード、道産の深煎りきなこをかけたまーるいわらび餅、栃木県産の農家から直送の丁度良く熟したいちごなど、随所にこだわりが。12月~4月いっぱい限定のいちご大福は、こしあん・つぶあん・ミルク・チョコ・抹茶の5種類を揃えた。

 お奨めは、カスタードクリームにいちごとブルーベリーの「ベリーベリーどらやき」、こしあんにオホーツクの塩を利かせた「塩どら」は年配の方にも人気だ。

 毎月1品または2品、旬の食材を使った新商品の開発にも力を入れ、子ども達も協力して試食係を務めている。

 秋限定でマロンやパンプキンを使った商品を販売し、1月は、ピスタチオクリームにマスカルポーネといちごを入れたどらやきの販売を予定。

 昨年11月開催のスイーツフェスタに初出店し、限定品4品を販売。店に来てくれているお客さんが、わざわざ会場まで足を伸ばして買いに来てくれたことにとても感激したそうだ。

 夏希さんは、「オープンしたばかりなので、小樽の皆さんに愛されるよう、新しい感覚のどらやき屋をずっと続けたい。クリームどらやきなど、スタンダードなものをはじめ、種類が豊富。店内で腰かけて、焼きたての団子も召し上がれます」とPRした。

どらやき小羽茶(こばさ)

小樽市堺町2-3
営業時間:10:30~18:00(変更あり)
定休日:火曜日・年始は1月5日(土)~
電話:0134-55-1282
FAX:0134-55-5630

2018年12月のベストママ
すし処みやた

宮田 真由美ママ

 寿司を中心に、旬の新鮮な食材を使った料理を提供する「すし処みやた」は、寿司屋通りに店舗を構え、店主の宮田宜史さん(41)と妻の真由美さん(37)が、二人三脚で切り盛りする店。

 堅苦しくなく、家族連れでも気軽に入れる店を心がけている。

 共に札幌出身の宜史さんと真由美さんだが、宜史さんは高校卒業後、すぐに小樽で料理人の道へ。一時札幌に戻り、運命的な出逢いをした真由美さんを説得して、再び小樽に。仕事をするなら“小樽で”と、住み続けて20年以上になる。

 2人は、数軒隣りの「寿し処ひきめ」に10年以上勤め、その後、現在の店舗で店長を任され、2017(平成29)年2月から晴れて店主となった。

 真由美さんの仕事は、接客が中心となるが、忙しい時は何でも手伝う、夫を支える縁の下の力持ち。美味しい食事はもちろんだが、お客さんが楽しく会話できるよう、邪魔にならないようにと、どれだけあずましい(居心地が良い)か気配りを忘れない。箸置きを折り紙で手作りするさりげないおもてなしも、お客さんに喜ばれている。

 店内に飾られた可愛らしいだるまは、真由美さんのコレクション。ママが収集しているのを分かっている常連さんからのお土産も。

 いつもはつらつとして元気に立ち振る舞う真由美ママは、「実年齢よりも若く見られてしまう」と、はにかむ笑顔が可愛い女性だ。

 胆振東部地震では、台風で大変な大阪のお客さんから安否確認の電話をもらったり、今まで接してきた人たちに恵まれていると感謝も忘れない。

 これからのお奨めは、店主一押しの、日本三大珍味のひとつ、ボラの卵巣から作った自家製「からすみ」。料理人の技と手間をかけて納得できるものを、ぜひ食べていただきたいとPR。

 「すしは、本来、気軽に食べるもの。ひとりでも多くの人に楽しんでもらいたい思いがあり、お腹がすいた時に、気軽に立ち寄ってもらえる店にしたい」と話す宜史さんの横で、「堅苦しくなく、アットホームな雰囲気で、また行きたくなるような店になれば」と、優しく微笑む真由美ママ。

 寿司屋通りは、老舗や本格派すし店がひしめき合い、競合しているが、仲良し夫婦が営むアットホームな店「すし処みやた」で、気軽に小樽の寿司を味わいに出かけてみては?

すし処みやた

小樽市色内1-12-8
電話:0134-27-0133
営業時間:ランチ11:00~14:30、ディナー17:00~21:30(L.o)
定休日:木曜日
宴会コースは最大12名まで 

2018年11月のベストママ
曲廣屋 kanehiro-ya

廣田 智子ママ

廣田智子さん(47)は、酒好きが高じて、実家の旧廣田金物店の事務所を改装し、居心地の良い店「曲廣屋kanehiroーya」を、今年の9月4日にオープン。ランチプレートと国内の厳選した酒、自家製酵母のパンを提供している。

金物店は、祖父の兄が約90年前に始めた建築道具を扱う店だった。廣田さんも事務員として働いていて、思い出が詰まった大事な場所。

店を始めるならここしかない!と事務所を改装し、店名も金物店を残したいと命名。

おしゃれなU字カウンター7席のこじんまりとした店内は、釘を量っていた年代物の秤が飾られていたり、吊り秤にハンガーがかけてあったり、硝子ブロックを木製のものさしで枠取りしてあったりと、かつての金物屋の風情を残している。

改装案は、大工さんのセンスに廣田さんの希望を組み合わせて生まれ、思い以上の出来栄えと喜ぶ。

開店2日後に胆振東部地震が発生。停電になりやむなく2日間の休業。それがかえって、初めて経験した開店という大きな門出の緊張を解きほぐし、気持ちを落ち着かせることができたという。

20歳の頃、上司にご馳走になった日本酒に惚れたのがきっかけで酒好きに。親からただの「呑ん兵衛」と言われるのが嫌で、日本酒のソムリエ「酒師」の資格を取得。発酵繋がりで、6年前から酵母を起こしてパン作りも始め、毎朝、手作りのパンを7種類ほど焼き販売している。

赤井川産の減農薬ゆめぴりかと自家製酵母パンが選べ、メインは肉か魚、そのほかに芋サラダ・野菜サラダ・スープがついているランチプレートを提供。10月9日からケーキセットも始め、午後のひと時をティータイムで過ごすも良し。

夜は、日本酒に合わせた「あてプレート6種盛り」と、その時々で変わるが、全国各地の選りすぐりの日本酒を提供。石川県の天狗舞・山廃純米ひやおろしや宮城県の勝山縁・特別純米ひやおろし等が並ぶ。

今後は、「あて(肴)によって、日本酒の楽しさを多くの人に知らせたい」と話し、「ゆっくり、のんびりしてください」とPRした。

店内には、伯母が編んだ籠バッグや指輪等のアクセサリー、従姉妹が作るアクセサリーや雑貨、几帳面な仕事をする母親の着物生地をリメイクした小物入れ等を展示販売するコーナーを設けている。

廣田さんも、子ども頃に始めた習い事で才能を開花させ、小樽書道市展委員も務める腕前の素敵な女性だ。

曲廣屋 kanehiro-ya

小樽市緑1-2-14

電話:080-6094-8761

営業時間:火~木11:00~18:00(ランチ~14:30)

:金~土11:00~17:00(ランチ~14:30)・17:30~22:00

定休日:日・月曜日