ベストマスター

2019年7月のベストマスター
たじぺい

田島 真士マスター

 花園公園通りと並行する浮世通りの居酒屋「たじぺい」の店主・田島真士さん(40)は、千歳出身で、サラリーマンを辞め、2010(平成22)5月に小樽に移住。2ヶ月後の7月14日にオープン。今月で9年目に突入する。

 店名は、田島の“たじ”と、小樽出身の妻・弥生さんの父の名前“へいじ”を掛け合わせ、感謝の意を込めた。

 家飲みをしているようなアットホームな雰囲気の地酒とおうちグルメの居酒屋で、身近な食材を使い、ほっとできる手づくりの家庭調理を提供している。

 また、宴会を楽しむグループや予約して来店したお客さんには時間制限がなく、開店から閉店まで、長時間ゆっくり寛いでもらえるよう心がけているという。

 店主は接客と酒を担当。酒好きが高じて、おススメの日本酒が常に25本~30本用意され、それぞれの好みにあった酒が提供できる。

 酒を身近に感じてもらいたいと値段も手頃に。お客さんから教わる酒情報も貴重な宝、常に勉強を怠らない努力家でもある。

 一方、調理担当は弥生さん。数々の自慢料理の中から、ひとつ取り上げるとすれば、裏メニューの「たこぺい焼き」。小樽産のタコが手に入った時のみの限定品。

 四角いお好み焼きのようなたこ焼きで、子どものお客さんが「たこ焼きないの?」のリクエストがきっかけ。卵焼きのフライパンで作り、さらにアレンジして完成させた。「小樽ジャーナル見たよ!」で注文に応じてくれる。

 夫婦の絶妙なコンビネーションで、お客さんをもてなす。さらに、地域を盛り上げようと、浮世通りの店主ら5名が集まる“浮世通り界隈盛り上げ隊”のメンバーでもある。4年前から、レンガ横丁のアンテナショップや花園町でのビアガーデン、おたる潮まつりに出店し活動している。

 知人もいなかった小樽で、小樽を盛り上げようと頑張る仲間に出会い、お客さんにも恵まれ、店を広げることよりも、イベントや集まりを通して、小樽を盛り上げたいと語る。

 「家庭料理を味わいながら、ゆっくりお手頃価格で飲める店。家族連れもご来店を。また、浮世通り界隈盛り上げ隊が、おたる潮まつり会場・たじぺいブースで待ってます」とPRした。

たじぺい

たじぺい
小樽市花園3-9-6 美商ビル1階
電話:0134-33-0373
営業時間:17:00~23:00(L.o.22:00)
定休日:不定休

2019年6月のベストマスター
CAFE&BAR STANDO SHARAKU

大竹 正也マスター

 小樽中央市場3棟(3-11-3)入口横の写楽カメラ店があった場所に、2018(平成30)年12月13日から、CAFE&BAR STANDO SHARAKUをオープンさせ、半年が過ぎる。
 
 代表を務める大竹正也さん(38)は、小樽出身で10歳まで梁川通り商店街を庭のように慣れ親しんでいた。
 
 友人の仕事を手伝うために、27歳で沖縄に移住。8年間を過ごすが、同店舗の場所で同カメラ店を営んでいた父が病気となり帰郷。父が亡くなり、3代目として店を引き継いで2年間営業を行った。
 
 気軽に立ち寄れる店をとカフェ&バーに転業。今まで営業していた店「写楽」という、小樽の人に馴染み深い名を使用し、新たな道を歩み始めた。
 
 大竹さんが店を1人で切り盛りし、沖縄の蔵元・久米仙酒蔵の泡盛も取り寄せ、地元の小樽ビール・日本酒・カクテルなど、ドリンク70種類を揃えた。
 
 立ち飲みスタイルで、チャージなしのリーズナブルにシステムを設定し、ドリンク類はすべてテイクアウトできる。
 
 おススメのピザは、手づくり生地にパルマ産の生ハムとモッツァレアチーズのシンプルなトッピング。ランチタイムではピザセットでも提供している。
 
 場所がら、観光客も多く来店するため、小樽の楽しめる場所や情報を事前に調査して案内したり、小樽について紹介できるよう下調べをして、その都度紹介している。
 
 これから沖縄旅行を計画中の人には、沖縄の穴場やとっておきの楽しみ方を教えてくれるそうだ。
 
 店では数々のドラマがあり、常連さん同士が何年かぶりに再会したり、外国人旅行者と地元の人が仲良くなったりすると、営業して良かったと実感する時でもある。
 
 今後は、商店街に飲食店などをもっと増えて、子どもの頃のようは賑わいが戻ってくれることを願っている。
 
 店舗前が祭り会場となる龍宮神社例大祭は、一緒に祭りを盛り上げていきたいと考えていて、今からとても楽しみにしているという。
 
 大竹マスターは、「近くに来た時にふらっと気軽に寄って!店で飲んだり、持ち帰りもできます」とPRした。
 

 

CAFE&BAR STANDO SHARAKU

CAFE&BAR STANDO SHARAKU
小樽市稲穂3-11-3 小樽中央市場ビル1F
電話:0134-24-1155 FAX:0134-24-1156
営業時間:11:00~15:00(LO14:30)・18:00~22:00
定休日:日曜・不定休

2019年5月のベストマスター
リラクゼーションスポット ニコ

神田 智司マスター

小樽温泉オスパ(築港7-12)でマッサージルームを構える「リラクゼーションスポットniko」のオーナー神田智司さんは、大阪出身の51歳、小樽に移住して21年。獣医師の資格を持つ珍しいセラピストでもある。

江別の酪農大学獣医学科で基礎医学を学び、在学中の春休み、タイの山岳部をレンタルバイクで旅行。タイマッサージと出会い、「なんて気持ちが良くて、痛みの取れるマッサージなんだ!」と感動。当時、まだ日本にタイ式マッサージという言葉はなかった時代だった。

卒業後は、高知県の動物病院に勤務。“天職とは何か?”と模索し、厨房で働いたり、住込みで農家の手伝いをしたり、軽トラでわらび餅とカキ氷を売り歩くなど、あらゆることに挑戦。

その中で、一番楽しくお客さんを喜ばせた仕事が、大阪で勤めたクイックマッサージ店。しかし楽しい店も、ある日閉店することに。それを機に、再び江別へ戻り、そして結婚。

家庭を持ったことで、ススキノのマッサージ店と小樽の藤原治療院を掛け持ちし、通勤時間1時間半・14時間勤務のハードワークを頑張った。1年後に小樽に引っ越し、湯の花にも派遣され、技術を磨きながら、治療院の運営も経験した。

独立を考え、タイのチェンマイでタイマッサージのライセンスを取得。その足で、ネパールへ向かい、アーユルベーディックマッサージとヨガ指導員のライセンスも取得。

帰国後、2001(平成13)年に小樽温泉オスパでベッド1台のスペースを借りて開業。現在、スタッフ5名と神田さんと妻の7名が、オスパと5軒のホテルで、リラクゼーションマッサージと足裏マッサージを行っている。

獣医時代の解剖や手術で、筋肉や関節の構造を直に学んだことが、今の仕事に役立ち、マッサージを受ける人の気持ちになって施術を心がけている神田さんは、獣医師ならではのマッサージを施す。

また、趣味も多彩で、冬はスノーボード、春~秋はボディボードやカヤックフィシングを楽しんでいる。趣味のスノーボードでは、怪我や疲労の度合いを、我が身を以て治療を知る手がかりとなり、この冬はオリンピックスキーハーフパイプ出場のAnais CARADEUX選手が連日来院し、とても気に入ってくれたという。

開業後は長い休みがなく、もし1週間休めたら、カヌーにテントと釣り具を積み込み、積丹半島を漕いで・釣って・キャンプして、ぐるりと巡りたいそうだ。

「タイ式マッサージと言えば、関節技ストレッチというイメージが強いですが、お客様1人1人の希望に答えるようにアレンジいたしますので心配いりません。ストレッチが苦手な方は避け、指圧の力加減は強くも弱くも調整し、辛いところとその関連筋は長めに。臨機応変オーダーメイドで受けたら、辛い気分もゆったりした気分になれるでしょう。キネシオテーピングも学んだので、希望者にはテーピングもできます。気楽にお越しください」とPRした。

リラクゼーションスポット ニコ

小樽市築港7-12 小樽温泉オスパ内
電話:090-2070-8308
オスパ:0134-25-5959
営業時間:12:30~24:00
定休日なし

2019年4月のベストマスター
小樽市民食堂

真鍋 剛史マスター

2016(平成28)年5月10日、小樽市民会館(花園5)地下1階にオープンした、有限会社山上菊池商店運営の小樽市民食堂が、今年2月18日にリニューアル。好きなものを好きな量だけ食べられる量り売りランチをスタートさせ、人気を集めている。

料理長を務める真鍋剛史さん(38)は小樽出身で、妻の亜紀さんと二人三脚で切り盛りしている。

剛史さんは、高校・短大と市内老舗蕎麦屋藪半でアルバイトを続け、その後、同店に就職。調理の世界で頑張っていたが、繁忙期の12月に、なんと蕎麦アレルギーが発覚。辞めざるを得なくなり転職。

好きな料理を作る仕事を続けたいと、同店舗の求人に応募。新メニューを開発できる人が求められていたため、入社を決意。ずっと調理を担当し、さらに蕎麦アレルギーも克服した。

リニューアル後の量り売りランチの目玉は、常連客リクエストの『からあげ』。ローストビーフやエビチリ、サラダや煮物など約20品以上の料理が並ぶが、7~8割のメニューを変え、毎日来ても飽きることなく、美味しくランチを楽しめる。

こだわりは随所にあり、道産米きたくりん・ゆめぴりか・おぼろづき・ななつぼしを日替わりで、白米と炊き込みご飯に。ご飯と味噌汁は食べられる分を自分で盛り付け、おかわりはできないが大盛はOK!1g2円で惣菜を計算する。気に入った惣菜はテイクアウトもできる。

小上がりにキッズルームを設け、ママ友同士の交流の場としての活用もできる。長時間の使用も大丈夫。

食後のコーヒーは150円で提供。コロンビアブレンド・マンデリンブレンド・吟煎ブレンド・モカブレンドの4種類を、これも日替わりで提供している。

剛史さんと亜紀さんで、可能な限り道産食材を使った料理を考え、レジは亜紀さんが担当、料理は剛史さんが作って補充する。セルフサービスの量り売りランチは、人件費削減にも貢献しているという。

リニューアルしてから、お客さんがお客さんを連れて来てくれることが多く、お客さんの口コミのお陰だと感謝している。

今後も飽きさせないよう、剛史さんは料理番組を録画しメニューの開発に余念がない。時には、ケンミンショーで紹介されものを、翌日こっそり並べていることもあるそうだ。 「ぜひ食べに来て、楽しんでください」とPRした。

市民会館のイベントに合わせ、ランチ時間や営業時間を延長することもあり、また、17:00以降は貸切使用ができるので、宴会を希望する人は連絡を。

なお、4月は、7日(日)・27日(土)が休みで、20日(土)・28日(日)・29日(月)は、ランチタイムのみの営業となる。

小樽市民食堂

小樽市花園5-3-1 小樽市民会館地下1階
電話:0134-31-6200・FAX:0134-31-6201
営業時間:11:30~17:00(L.o.16:30)
量り売りランチタイム11:30~14:00
定休日:不定休

2019年3月のベストマスター
ビストロ Katabami

酒井 満好マスター

ガラス張りのこじんまりとした佇まい、ビストロ「Katabami」のオーナー酒井満好さん(35)は、小樽生まれの小樽育ち。生粋の樽っ子だ。

ずっと店を持ちたくて、25歳の時に料理の世界へ。レストランやホテルで研鑽を重ね、夢を実現させた。

静屋通りから路地を少し入った静かな場所に、花屋だった店舗を見つけ、自分の描く店のイメージと一致。2018年1月22日にオープンし、1年が過ぎた。

ワインやフランス料理を気軽に楽しめ、お客さんと間近で接することができるようしたいと、カウンター6席のこじんまりした店内は対面キッチンにして、レストランというよりも、誰でも気軽に入れる食堂のような雰囲気を心掛けている。

店名の「Katabami(カタバミ)」は、酒井家の家紋で、非常に繁殖力の強い野草のカタバミのように根強く、「喜び」という花言葉もあり、小さい頃から人を喜ばせるのが好きだったところから名付けた。

小樽のワインをはじめ、スパークリングや赤と白を5種類ずつ用意。ボトルの他にグラスでも注文できる。

ワインが苦手でも初心者でも、ソムリエ資格を持つマスターが、料理に合うワインをチョイスしてくれる。

仕入れから仕込み、調理まで、じっくり時間をかけ納得のいくものを提供するため、日々努力している。地元の旬の食材を使い、2・3月は小樽の鰊を使ったテリーヌを提供。人気の自家製キッシュやフォカッチャは、テイクアウトもできる。

目の前のお客さんが、「美味しい」と喜んでくれるのが、何よりも嬉しいという。

リピーターも多く、ついつい会話が弾み、夢中になることも。もっと良い料理を作り、もっと喜んでもらえればと、毎日勉強中だ。

「気軽にワインと料理を楽しんでください」と笑顔でPRした。

ビストロ Katabami

小樽市稲穂2-16-6
電話:0134-26-6481
営業時間:17:00~22:00
定休日:水曜日・第2木曜日

2019年2月のベストマスター
十割蕎麦と天ぷらの店 小樽北勝庵

曽根 俊彦マスター

美味しさと健康をコンセプトに、歴史的建造物である旧後藤商店(色内1)の1階に、2018(平成30)年9月30日(日)にオープンした、十割蕎麦と天ぷらの店「小樽北勝庵」店長・曽根俊彦さん(64)は、東京から9月に小樽に移住したばかり。

出身は富山県で、「大雪には慣れているが厳しい寒さには驚いた。小樽は住みよい町で、山と海があり、こじんまりとしているが、見るところや歴史もある」と気に入っている。

曽根さんは、コーヒー店やダイニングバー、カレーショップなどを経営し、業界45年のベテラン。昨年4月末で自分の店を閉めたところに、20年来の親交がある同店社長の「地元の人と一緒に小樽を盛り上げたい」という思いに賛同し、店の土台作りや経営管理を頼まれ、店長に就任。

主に蕎麦や天ぷらの調理で厨房にいることがほとんどだが、手が空いた時は接客も行い、地元の人との会話を楽しみにしている。

グルテンフリーの十割蕎麦と米粉と色付け用とうもろこし粉を使った天ぷら、北海道産そば粉や昆布・本かつお・丸大豆醤油など、食材にもこだわり“健康美人食”をテーマとしている。

つなぎを使わない十割蕎麦は手打ちではないが、これに合わせた機械を導入したことで、香り高くコシがあるそばが提供できる。

天ぷらも油分を4割カットする製法で、脂っこくない天ぷらが提供でき、年配の方やカロリーが気になる方にも安心して食べてもらえる。

お奨めは、「もちろん、もりそばを味わってもらいたい」が、仕事帰りには、ニセコ・小樽・旭川・富山などの日本酒1杯と酒の肴3品と天ぷら3品の「今日もお疲れ様セット」を1,000円で提供しているので、蕎麦屋の粋な嗜み方をもっと多くの人にしてもらいたいという。

常に美味しく食してもらうために、極力、お客さんの嗜好に合うよう薄い濃いなどの要望に応えている。

また、地元住民のためにイベントも企画。毎月10日は「天ぷらの日」として天ぷらALL半額、第4金曜日は「日本酒の日」で日本酒ALL300円、月末には「健康美人の日」で、もり・かけそば490円、大盛・特盛は無料で提供。

今度は蕎麦店には拘らずに、人が集う店を小樽で1、2件開きたいとのこと。

曽根店長は、「十割蕎麦をぜひ味わってもらいたい。イベントの大盛・特盛無料提供は、若い人の食欲を刺激したい」とPRした。

宴会2名~18名で予算に応じる。10名で貸切も。

十割蕎麦と天ぷらの店 小樽北勝庵

小樽市色内1-6-27 旧後藤商店
電話:0134-26-6464
営業時間
平日11:00~15:00・17:00~20:30(L.o20:00)
土・日・祝日11:00~20:30(L.o20:00)
定休日:火曜日

2019年1月のベストマスター
EZO Leather Factory

菊地 泰仁マスター

メルヘン交差点から港方面に少し歩くと、今年4月にオープンした蝦夷鹿皮専門店「EZO Leather Factory(エゾレザーファクトリー)」がある。

蝦夷鹿革を素材にした商品が8割を占め、財布やカードケースなど自社内の工房で製作したブランド“シンシア”や、札幌や帯広などの職人が作るおしゃれな商品をラインナップ。北海道に生息している鹿と職人から、「メイドイン北海道」をテーマに展開中。

代表の菊地泰仁さん(39)は、札幌市出身で札幌在住。市内のガラス工房ilPONTE(イルポンテ・色内2-1-19)内で皮製品の販売経験もあり、小樽とは馴染み深い。

蝦夷鹿の皮や角を使った商品は珍しく、観光客の北海道土産にも最適では?と、観光客の多い小樽に店を構えた。

蝦夷鹿皮の魅力は、柔らかくしっとりしていること。菊地代表も財布を愛用し、使い込むほどに光沢が出て経年変化が楽しめ、牛皮に比べて油を塗ったりするメンテナンスが必要ないので使いやすい。人気NO.1は、蝦夷鹿皮に伊達市の藍染を施した商品。最初の藍色が、使っていくうちに味が出てくる。

自社内に工房を構えることで、オーダーもメンテナンスにも即対応。例えば、財布のカードを入れるスペースを増やすなど、自分の使い勝手に合った気に入った商品が提供できる。

ブランド名の“シンシア”は、“誠実”の意味があり、理想に誠実に応えたものづくりを心がけているという。

菊地代表は、有害駆除を行うハンターでもあり、中川町が平成24(2012)年から実施の蝦夷鹿1頭の命を丸ごと繋ぐ「イノチヲツナグプロジェクト」に賛同。中川町の工場で解体し、皮・角・肉・油分と無駄なく使うことにも力を入れている。

小樽の店でも、蝦夷鹿皮・角製品に加え、鹿肉料理を提供し、鹿肉の販売もできればと、今後の夢を語る。

「“小樽ジャーナルのマスター記事を見たよ!”で、シンシアと自社製品に限り、フルオーダーとカラーオーダーを10%OFFにて提供したい。ぜひご来店を」と呼びかけている。

EZO Leather Factory

小樽市住吉町1-1
電話:0134-64-5313
営業時間:10:00~18:00
定休日:なし・年末年始(12月30日~1月2日)

お店のHP
2018年12月のベストマスター
銘酒角打ちセンターたかの

館石 庸一郎マスター

2017(平成29)年11月6日にオープンしたJR小樽駅隣の銘酒角打ちセンターたかの の店長・ 館石庸一郎さん(58)は小樽出身で、地元の人にも喜んでもらいたいと、美味しい酒を提供している。

地酒専門店小樽酒商たかの系列店だからこそできる、全国各地の銘酒を気軽に味わえる。

JR小樽駅横のロッカー室よりも近い最高の立地条件に甘んずることなく、様々なイベントを企画し、店舗は進化系で育成中とのこと。同僚の渡会真英さんと一緒に案を出し合い、楽しんでらえる場所をと考える日々だ。

角打ちとは、立ち飲みの屋を意味し、昭和の情緒漂う店内は、その雰囲気を漂わせ、ビールケースのテーブルと椅子40席を設置。

常時、日本酒30種類以上を用意し、人気のレモンサワーやハイボール、ビールなども。

日本酒においては、酒屋ならではの特別ルートで全国各地の蔵元から入手。季節ごとの旬の酒を味わうことができる。

館石店長は、地元の人に気軽に飲んでもらいたい思いが強く、日本酒のことを知らなくても、飲み馴れていなくても、若い人ほど大歓迎。良いお酒を味わってもらいたいと、分からないことは、館石店長や渡会さんに聞いてもらってOK。

主人公は酒。それを美味しく味わうために、てまひまかけたあてを用意している。この店の味を出そうと、手作りのもつ煮や牛すじ、ザンギと、種類も豊富。

心掛けるのは、楽しいひと時を過ごせる場所を提供し、美味しい酒を飲んで、明日の活力にしてもらいたいという。

札幌通勤者が、終電前にちょこっと立ち寄ったりもでき、ライン会員には情報を提供。現在、1,000人以上が登録。

旬の牡蠣やとろけるしめさばが食べられたり、特別な酒が飲めたりと、美味しい企画が満載だ。

館石さんは、「12月は、1年の締めとなる。酔(良)い酒を飲んでもらいたい。日本酒を飲みたい人はもちろん、飲んだことのない人や飲んでみたい人、気軽に来てもらいたい」とPR
した。

銘酒角打ちセンターたかの

小樽市稲穂2-22
電話:0134-32-0755
営業時間:14:00~23:00(L0.22:30)
定休日:毎週日曜日・年末年始(12月31日~1月3日)

2018年11月のベストマスター
串焼涼

田村 涼マスター

余市で36年愛され続けている人気串焼店「がんがら」の分店「串焼涼」が、小樽花園に2017(平成29)年7月6日にオープンした。

父の背中を見てずっと育ってきた息子・田村涼さん(32)が、小樽で父の串焼を引き継ぎ、初の店主となり1年半が過ぎた。

余市出身の涼さんは、高校卒業後、札幌やニセコで働いていたが、戻ってきた息子に店を持たせるとの父の言葉通り、涼さんが店を持つ事に。

いつも昼過ぎには出勤して、下準備が必要な串刺しから経理まで、全ての業務に励む毎日だ。思っていたよりも、実際に仕事をしてみると大変さが分かったという。

串焼のネタが大きくてボリュームがあり、そしてリーズナブル。懐に優しいから嬉しい。

お奨めは、串焼を超えてホルモン味噌煮こみ、お客さんにも人気がある。トマトのベーコン巻きも注文が多い。納豆入りのつくねを海苔で巻いた変り種も。

レバー・タン・つくね・鳥串などの定番ものから、シイタケやえのき、ししとうなどベジタリアンにも対応している。

現在、カウンター9席しかないのはひとりで対応できる人数だから。今後は、バイトも入れて奥のスペースを開放し、席数もオリジナルメニューも増やしたいそうだ。

余市まで行かなくても小樽で食べられると、父の店の常連さんの喜ぶ声も聞くが、父の店にも足を運んでもらいたいと思っている。

ニセコで働いていたこともあり、スノーボードが大好きで、今年は、仕事の合間を見て滑りにいけらたらと、雪が降るのが楽しみの様子。

市民に店を早く知ってもらい、父の店のような雰囲気を目標に日々研鑽している。

「ちょっと分かりずらい場所かもしれないが、ネタも高くないし、若い方にも気軽に来られる店を心掛けているので、ぜひ来店して串を味わい楽しんでもらえればと」とPRした。

串焼涼

小樽市花園1-11-21G4 ビル1F
電話:0134-65-7013
定休日:日曜日
営業時間:17:30~24:00
フードL.O.23:00・ドリンクL.O.23:30

2018年10月のベストマスター
KIM GLASS DESIGN

木村 直樹マスター

祝津の海に面し、最高のロケーションに恵まれた工房「KIM GLASS DESIGN」代表の木村直樹さん(33)は、北見市留辺蕊出身のガラスアーティストで、この道14年。モチーフや作風は年々変化し、日々、目標に向かって努力を惜しまない。

吹きガラスの中でも、型を使わずに成形していく宙吹きガラス技法で、生活雑貨から飲食店の器や照明器具、芸術性溢れるオブジェなど多種多様な作品を発表している。

19歳の頃、インターネットにアップされていた親方の作品に魅せられ、小樽に移住して堺町の工房で修行したのが始まり。厳しい世界ではあるが、親方を尊敬し作品をつくれるようになりたい思いで、頑張ってきた。

行き詰まって辞めようと思った時、アートクリエイトの社長から、「辞めずに、(今の)工房で独立してスタートしては?」と勧められ、プライベートも含めて気にかけてくれた社長の熱い思いで、2011(平成23)年2月に開業した。

最近は、乳白色の色ガラスを使った作品づくりを構想している。白色同士の組み合わせなどを考えるのも楽しく、近いうちに形にしたいと意気込む。

商品だけではなく、作品としてガラスを発表する機会となる小樽がらす市や、小樽ゆき物語のJR小樽駅ギャラリー、小樽市文化祭の小樽硝子展などに積極的に参加し、全国規模の公募展などにも力を入れている。

吹きガラス体験は口コミのみで集客。リピーターが増えるよう、4名のスタッフ共々が、全力で楽しい時間を提供しようと実施。

関わるすべてに、公平に全力で取り組むのが木村流の生き方でもあり、「小樽のガラスには歴史もあり、最初の工房スタイルを確立したグラススタジオもあり、もっと小樽でガラスを作りたい人や販売したい人を増やし、そのためにも自身が活動の幅を広げ、小樽ガラスのフラッグシップ(情報発信基地)となるような活動をしていきたい。地域での活動にも力を入れたい」と語る。

人生の伴侶にも恵まれ、4年前に結婚。修行時代の木村さんを知る妻・美雪さん(34)は、20歳の頃、青森から小樽に移住して、ガラス関係会社に就職。アクセサリー作家として、硬質ガラスとして代表的なホウケイ酸ガラスを使ったアクセサリーのみを制作し、同工房と小樽がらす市で販売。夫婦揃ってガラスに関わる仕事に取り組んでいる。

KIM GLASS DESIGN

住所:小樽市祝津3-8
電話:0134-61-1213
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休

お店のHP