あわび密漁で、検察に書類送致!


 今年11月9日、あわび密漁を繰り返していたグループ4名を逮捕送致した“あわび潜水器密漁事件”で、小樽海上保安部は、その後の捜査で余罪を特定。12月6日に札幌地方検察庁小樽支部に書類送致した。
 書類送致された小西康之ら4名(うち少年2名)は、7月末から10月末までの間、23回にわたり、北桧山町から小樽市にかけての沿岸で、潜水器による密漁を繰り返し行い、えぞあわび約1.5トン(市場価格1,100万円相当)を、潜水器密漁したことの余罪が特定された。同時に密漁えぞあわびの購入者として、小樽市内のカネナカ水産株式会社(小樽市稲穂5-27-31)代表取締役・中沖久晴(51)を、北海道漁業調整規則違反(採捕禁止期間中の所持違反)で、小樽区検察庁に書類送致した。