海は大シケ!北防波堤と赤灯台に大波! 


 札幌地方気象台は、「後志地方の海は、8日昼過ぎから9日明け方にかけて、波の高さ6mの大シケ、高波に注意して下さい。北又は北東の風が、最大海上22m、陸上13m。突風に注意。」と、8日9:40後志北部に「波浪警報と強風注意報」を発表した。
 このため、小樽港外の石狩湾は大シケとなり、高波が、港内を守る“北防波堤”や港口の“赤灯台”を越えて大荒れとなった。
 波浪注意報では波高が3mだが、波浪警報はこれが6mになる。8日は、この6mの波が、小樽港を守る北防波堤に次々と打ち寄せた。
 小樽港の北防波堤は、土木学会の“土木遺産”や“北海道遺産”にも選ばれた、日本初のコンクリート長大堤防。1897年(明治30年)から施行され、完成は1908年(明治41年)で、初代の小樽築港事務所長広井勇らの手によって作られた。
 すでに100年も経過しているが、荒波に耐え大シケから小樽港を守っている。赤灯台が波浪をかぶるのは珍しく、北防波堤と赤灯台に打ち寄せる、8日午後の荒れた海の模様を写真と動画でご覧下さい。写真はクリックすると大きくなります。

小樽テレビ
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