10回目・区切りのピースウォーク 

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 イラク攻撃を止めさせるために、まず一緒に歩くことから始めよう!との呼びかけで始まった、ピースウォーク WORLD PEACE NOW in 小樽のACT10が、19日(土)13:00から小樽駅前長崎をスタートした。
 今回のピースウォークは第10回目を数えた。先週は100人を超す参加者で盛り上りを見せたが、今週はイラク戦争の結末が見えたのか、約20人の参加者にとどまった。
 1月の雪降る中から始まった歩みも、10回目はすでに春の季節。これまで雪の吹きつける中、寒風の中、雨の中と、雪や雨にたたられることの多かったウォーク。だが、この中でも手作りのプラカードを掲げ、子供を先頭にキャンドルを灯しての行進。参加者全員が“花”の歌を歌っての一体感の中で「イラク戦争反対」の声が、この地元小樽にも確実にあることを訴えた土曜日のピースウォークだった。
 このピースウォークの呼びかけは「アフガニスタンに平和を小樽市民フォーラム」(沖山美喜子代表)。小樽の街でのささやかな行進も、インターネットで東京や世界を巡り、新しいアピールにも一定の成果を得た。
 沖山美喜子代表は「イラク戦争の始まりで、何か声を上げなくてはと、ピースウォークを始めたが、この地元の小樽で、1回で100人を超える人たちが参加していただき感謝しています。イラク戦争は大国アメリカの一方的な攻撃と破壊で終わり、戦時下や病院で苦しんでいるイラクの人たちがいるので、あとは復興だ、経済制裁の解除だと言っていることに強い憤りを憶えます。小樽で10回ものウォークができ、反対の声を集められたことは良かったと思う。今後もまだ、北朝鮮だとか国際情勢の変化がきっとあると思うので、10回目で一区切りを付け、さらに新たな取組みで平和の声を上げていきたい。インターネットでこのピースウォークが取り上げられ、写真や動画などで紹介され、非常に励みになった。今後もネットの力を活用して運動を高めていきたい。」と語ってくれた。