北朝鮮船の乗組員の偽ドル札判明! 


shosen.jpg 小樽港に入港している北朝鮮船籍の貨物船ジヘイサン(JIHYSAN)号の乗組員が、市内でタバコ購入の際に、偽100ドル札2枚を使用したことが判明。24日午前から警察や税関が捜索を行っている。
 ジヘイサン号は、117トン、船長ら乗組員12人。ウニやカニなどの海産物を積んで、21日に小樽港に入港していた。
 同号の乗組員が21日午前、市内の食料販売会社社員からタバコを18カートン購入の際、出した100米ドル札2枚が、ツルツルして通常の米ドルと感触が違うことから、偽札判別機にかけたところ、異常反応が出た。このため販売員が貨物船乗組員に返却し、タバコを回収。小樽税関支署に届出。23日に、税関が乗組員に任意提出を求め、偽ドル札と判明したもの。
 24日の船内捜索には、埠頭にパトカー2台、海上に北海道警察の警備艇、空にはヘリコプターが舞う中での捜索。エンジンルームや船底までを徹底的に捜索してる。
 国際情勢が、イラクから北朝鮮へと移っている中での、北朝鮮乗組員の偽ドル札使用で、多くの報道陣も駆け付け、捜索の様子を追っていた。