都市観光シンポ「かがやくひと、かがやくまち」!

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桑野氏

 デザイナーのコシノジュンコ氏、初代料理の鉄人石鍋裕氏らをパネラーに、都市観光シンポジウムが、2月8日(日)13:30から、小樽グランドホテルで開かれた。

 都市観光シンポジウム「かがやくひと、かがやくまち」は、第6回小樽雪あかりの路特別企画。第6回小樽雪あかりの路特別企画実行委員会と北海道新聞社が主催し、小樽市などの後援で開かれた。

 パネリストには、デザイナーのコシノジュンコ、クイーンアリス代表取締役・石鍋裕、由布院王の湯の代表取締役・桑野和泉、北一硝子代表取締役社長・浅原健藏の4氏、コーディネーターが、三菱総合研究所客員研究員の川口直木氏。

 8日13:30から始まったシンポジウムは、山田勝麿市長が、「雪あかりの路期間中に、それぞれの分野で世界に一つだけのオンリーワンのアイデアやノウハウをお持ちの方々による、都市観光シンポジウムを開催出来ることは喜びです」との挨拶で始まった。

 PART1はパネリスト・トーク「愛せるまち・愛されるまち」で、パネラーがそれぞれ好きな世界の街について語った。桑野氏はベニス、石鍋氏がベルギーのアントワープ、浅原氏がポルトガルのリスボン、コシノ氏がキューバのハバナについて、好きな理由やそれぞれの街が持つ魅力について、想い入れを込めた発言が続いた。

 桑野和泉氏は「ベニスは朝夕に美しい景色があり、おいしい食物があり、車が通らず、子供から年寄りまで歩ける街で、いろんな出会いがある街。小樽の雪あかりの路は、ホッとする潤いがあり、これが小樽の魅力で、小樽は歩いてみたい街、歩けば出会いがある街で、期待出来る街だ。歩いていて楽しい街がいい。小樽もベニスと同じように神様が与えてくれた街。」

 石鍋裕氏は「小樽雪あかりの路は、なかなか感動的だった。人間も虫も自然界のものは、灯りに集ってくる。人が集ってくる所に商売が出てくる。町並み・運河・群衆がいる中で、もっと連動性があったら良かったのにと思った。街の個々の人が動かなければいけない。」と、イベントの1人1人の力の必要性を語った。

 浅原健藏氏は「小樽雪あかりの路が、ここまで全国的になるとは想像もしなかった。運河に灯りをともす冬の作業のスタッフのご苦労を痛いほど感じている。海のある港町小樽は、いろんな意味で夢があり、希望を膨らませてくれる。」

 コシノジュンコ氏「小樽には初めて来れた。2月はこれまで、リオのカーニバルやパリコレの準備で行けない時期だった。小樽に来る話は、尾道で市長さんと盛り上がって、行きますということで今日になった。雪あかりの路は、人間らしい手作りの素朴さがあった。ガソリンスタンドの看板の灯りなど、周りの光を消して、ロウソクの灯りを美しく見せるよう、町全体がならなければと思う。灯りの世界コンクールに出せるようになれば良い。街は人との出会い。知っている人がいるから町に行くので、その町の魅力は良い人に出会えること。」と話した。

 PART2のパネルディスカッション「まちづくりにとって大切なもの」では、パネラーの活発な話術が続いた。

 「小樽の街と食の素材を生かせると良い。雪あかりで歩いてたら、ホットワインをと想いませんか。もっと旅行者に繋げていく飲み方があっても良い。」(桑野氏)

 「小樽は素材が豊かで、それに甘えて工夫がない。山あり、海あり、スキーありと、イメージが揃っているが、顔が出てこない。」(コシノ氏)

 「デザインでも同じ繰り返しはしない。新しいものはもうないと思っても、切羽詰まると、何か新しいものが出てくる。」(コシノ氏)

 「逃げてはいけない。ぶつからなければいけない。引いてはいけない。自分のことのように受け止めなければいけない。」(石鍋氏)と、各パネラーが鋭い指摘をした。

 「斜陽小樽が、今や外国からも、ものすごいウエイトで来ている。日本から、東南アジア、ヨーロッパにどれだけ行ったかの、逆の前触れが来ている。この前触れをしっかり捉えておかなければいけない。小樽の戦前の大躍進のように、これからしていく大事な時。」(浅原氏)

 「雪あかりの路を見に来る外国人も、本当だったら雪のトンネルを最低でも80m、3分位歩ける距離を作れるか、やってみるのも面白い。」(石鍋氏)

 「日本に外国から来ている人は477万人。34億ドルを落としている。日本から出て行く人は1,620万人で、海外で使っている金は328億ドル。このアンバランス。小樽はこれを逆転出来るか。」(川口氏)

 「小樽に来た人が、この街を自慢に思える、小樽は素敵だったわよと言うことが出来る街にが、私のメッセージ。」(コシノ氏)

 同シンポの会場は、約450席が用意されたが、ほぼ満席の盛況の中で、参加者は、一芸を究めた各パネリストたちの貴重な意見に耳を傾け、16:00に終了した。


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石鍋氏

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川口氏

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浅原氏

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コシノ氏