カトリック富岡教会が市指定歴史建造物に!


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 今年6月に75周年を迎えるカトリック富岡教会が、2月25日付けで、小樽市指定歴史建造物の第70号として指定された。
 カトリック富岡教会(新海雅典神父・富岡1-21-25)は、1929年(昭和4)6月30日献堂式を行った、木造一部鉄筋コンクリート造3階建の建物。切妻屋根の中央の赤い八角尖塔に聳える十字架や礼拝堂のステンドグラスのアーチ窓を持つ、ゴシック様式の落着きと荘厳さのある教会で、小樽を代表する絵になる風景の一つとなっている。小樽観光の思い出に記念撮影に訪れる観光客も多い。
 同教会は、これまで市の保全すべき「登録歴史的建造物」に指定されていたが、75周年を迎え市が特に重要と認める「指定歴史建造物」として指定された。この指定により建物の改築の際の修理代の一部が市から補助されることになっている。
 75周年を迎える富岡教会は記念行事として、「小樽雪あかりの路」開催中の2月14・15日に2組の雪あかり結婚式を行い、6月19日には、札幌交響楽団員による記念コンサートを開く。今回の小樽市指定歴史建造物の第70号の指定もこの記念行事のひとつ。