美術館・春の特別展「三人展・新収蔵品展」!


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 市立小樽美術館では、春の特別展として、小樽貯金局物語・三人だけの美術部「須田三代治・一原有徳・山本茂展」と「新収蔵品展」が、同時に開催されている。
 旧日銀の金融資料館の向いにある、市立小樽美術館(色内1-9)の建物は、1952年(昭和27年)に小樽地方貯金局として完成した。鉄筋コンクリート造り3階建ての建物で、戦後モダニズムの旗手として知られる小坂秀雄の設計で、無用な装飾を排したモダニズム建築の典型的な姿を今に伝える貴重なもの。
 この建物にあった小樽貯金局は、美術家を数多く輩出していることでも知られている。この職場の先輩・後輩・同僚として出会い、美術の腕を競いあった須田三代治・一原有徳・山本茂の三人の展覧会が、3月19日から5月30日まで開かれている。
 職場に勤務しながらの絵画制作は、須田三代治が後輩一原有徳に伝え、一原は貯金局の地下室に、職場公認の「秘密のアトリエ」を設け、制作に励み、国内外で高い評価を得るに至った。一原の同僚であった山本茂も、みずみずしいパステル画を描いた。この三人の出会いが、美術館の2Fでゆっくり鑑賞出来る。
 同時に「新収蔵品展」として、新しく同館が収蔵した作家、長谷川昇・佐田勝・菊地秀一・白江正夫・堀忠夫・小平るり子・輪島進一の7人の作品も展示されている。
 小樽貯金局物語・三人だけの美術部「須田三代治・一原有徳・山本茂展」と「新収蔵品展」
 2004年3月19日(金)から5月30日(日)。一般150円、小・中学生50円、1F/2F共通券
 市立小樽美術館HP