小樽港7月1日から水際テロ対策強化!


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 7月1日(木)から発効した改正SOLAS条約に伴い、小樽港と石狩湾新港では、水際テロ対策が、大幅に強化された。

 7月1日10:00から、小樽海上保安部は、改正SOLAS条約の発効に伴い、「国際船舶・港湾保安法」が施行されたことで、巡視艇出港式と在泊外国船への立ち入り検査を行った。

 小樽港第3ふ頭18番パースの岸壁では、拳銃・警棒・手錠で完全装備した海上保安官が整列した。訓示の後、巡視艇「すずかぜ」に乗り組む隊員と、陸上から外国船舶を立ち入り検査する隊員との2班に分かれ、海と陸から挟み打ちの格好で、ロシア船に乗り込んだ。

 ロシアの貨物船では、7月1日からSOLAS条約に伴い、海外から入港する全ての船舶から、24時間前の事前通報を受けて、危険性を審査することなどを記したパンフレットを、船長に手渡すと共に、船内の立ち入り検査を行った。

 小樽港の各ふ頭では、各ゲートに警備員が立ち、出入をチェックする24時間の警備体制も、7月1日からスタートした。水際のテロ対策強化策と併せ、小樽のふ頭は、市民や釣客も近づけない物々しい雰囲気に一変した。

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