メキシコ少年野球チーム来樽!


 小樽出身の監督が率いるメキシコ少年野球のナショナルチーム19人が、親善試合のため29日(水)に来樽した。

 来樽したメキシコ少年野球チームは、世界少年軟式野球大会で3連覇を果たした強豪。今年も、7月25日に東京で行われた同大会で優勝。これまで、どこの国も成し遂げられなかった、3連覇の快挙をしてからの小樽入り。

 同チームの梶原景信監督(59)が、小樽市長橋出身で、26歳でメキシコに渡り、自分の果たせなかった少年の頃の夢を、異国の地で少年野球に情熱を注いできた。

 メキシコで世話になった恩返しに、少年野球に打ち込んで、今回念願の故郷小樽入りを果たした。

 赤い帽子とユニホーム姿の選手は、11歳から12歳からなるチーム。これまでの連戦での日焼けした顔は、生き生きとしていた。

 29日(金)16:30に小樽市役所を訪問、対応した鈴木忠昭助役に土産品などを渡し、メキシコとの親善を図っていた。

 同チームは、30日(金)に銭函ボーイズと親善試合をし、この後古平町などでも親善試合を行い、8月2日(月)に帰国する。