来春4月に大幅に変貌!小樽運河浅草橋交差点角!

































 小樽の観光名所の小樽運河浅草橋交差点で、向かい合う2つの建物が解体され、来春にその姿を大幅に変えてお目見えする。銀行協会ビルを取り壊し、跡地に屋台村の出抜小路を造る石屋製菓(株)と、政寿司運河店を解体し、新装店の展開を図る政寿司の2店が、来春4月オープンし、観光小樽の人気スポットの顔が大幅に変わる。

 銀行協会ビルは、1925年(大正14年)に完成。小樽の大正・昭和の繁栄期を映し、手形交換業務が盛んに行われた。歴史的な価値からも、1994年4月に市の登録歴史的建造物となっていた。

 この建物を買収した、札幌市の“白い恋人”で知られる石屋製菓(株)が、同所に屋台村の「小樽出抜小路」を建てることにし、市はこれに応じ、今年7月に同建物の登録を抹消していた。

 この経過で、ネット上では、銀行協会ビルの解体の是非で、様々な意見が飛び交っている。大半は反対意見で、石屋製菓(石水勲代表取締役)への疑問が集まっている。

 銀行協会ビルと反対側にある政寿司運河店も、10月16日に営業を休止し、来春4月に新装店舗をオープンさせることにしている。おたる政寿司の中村全博代表取締役は、「運河店は30年経った建物で、古くなったので、大幅なリニューアルをすることにした。お客さんの食に対する価値観も大分変わってきたので、それに応じるため、政寿司65年の歴史をそのまま持ってきて、来年4月にオープンするが、同時オープンとなる石屋製菓の出抜小路とは、全くコンセプトが違っている」と話す。

 銀行協会ビルの解体は11月には始まり、政寿司運河店はすでにリニューアル工事へ入っており、観光名所小樽運河の浅草橋交差点の角地の顔が、来年4月には大きく変貌することになった。

 関連記事

 小樽出抜小路HP

 おたる政寿司HP