減り続ける観光客数!ピーク時より大幅減少 2004年度上期!

 観光都市小樽の2004年度上期(4月~9月)の観光客の入込数は、前年比5.2%減の428万2,500人だったことが、市経済部観光振興室のまとめで判った。

 最新10年間の上期ベースで、観光客入込客数の最大は、1999(平成11)年度の582万7,400人で、2位は2001(平成13)年の521万5,500人。

 今年度の428万人は、ピーク時に比べ、約100万人~150万人減少しており、小樽観光が曲がり角にさしかかっていることを示している。

 今後、観光客の入込数が増加に転じるか、このまま減少していくかで、観光都市小樽に大きな影響を及ぼすことになる。

 全体の減少傾向の中で、外国人観光客の宿泊状況調べでは、上期では大幅な増加をし、前年比で倍増する伸びを示していることが、国際観光都市へ脱皮する必要性を統計は示している。

 市でも、韓国や香港などへ、小樽売込みのフェアを始めており、近隣アジア諸国への働きかけを、今後も行っていくことにしている。

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