ことば・光景・旋律の融合!<ネット小説・エッセー>連載開始!


 外岡立人作品集<連載小説・エッセー>


tonooka.jpg インターネットのブロードバンドは、新聞・テレビなどによる従来の情報媒体では不可能だった情報配信の上で、様々な可能性を推し開いてきている。
 この中で、小樽ジャーナルとしては、ことば・光景・旋律の融合で、文章と写真と音楽とを一体化させた、インターネット時代の新しい試みの、連載小説・エッセーを、4月11日(月)からアップする。
 これは従来の書籍や紙による新聞小説と全く違い、ことばの背景に写真による様々な光景と音楽の旋律をちりばめ、ネットでなければ味わえないユニークな感性による、新しいネット連載の試みである。
 この企画に賛同し、全面的なご協力を頂いたのは、さきがけ文学賞などの受賞者である、作家の外岡立人氏。外岡立人さんは、北大医学部卒の医学博士で、小児科専門医。海外での研究生活等を経て、2001(平成13)年から、小樽市保健所長として、公衆衛生の第一線で活躍中。夜間・休日などの勤務時間外には、聴診器をペンに持ち替え、作家としての感性から筆を進める。創作活動を始めたのは1993(平成5)年から。1994(平成6)年に、小説「レインボーロードレーサー」で北海道文学賞。1997(平成9)年に、小説「メダル」でさきがけ文学賞。2000(平成12)年に、小説「顔」で関西文学選奨などを受賞した実績があり、「メダルと墓標」(講談社)、「顔」(澪標出版)、「美しい顔」(講談社)などの出版もある。
 外岡さんは、「小樽を活性化させるには、アジア、特に韓国、中国、台湾、香港などとの繋がりを強め、アジアに向かって文化を発信するには、小樽が最良の街だ。小樽の繁栄期の明治から大正にかけてのロマンチックな雰囲気をとらえた小説も、いつかは考えたい」と、今回からの新連載に意欲を燃やしている。
 本サイトに新連載の、ドイツと小樽を舞台にした<ラインの黄昏>と<連載エッセー><詩と音楽>で、ネットで疲れた目と頭を、BGMを聞きながら、ゆっくり癒して下さい。
 なお、同連載は、4月11日(月)から始まり、毎週月曜日に更新されます。ご覧になるには、ブロードバンド対応となっています。