小中12校・アスベスト防止工事終了!夏休み延長終り授業再開!


asbestos1.jpg 市内の小中学校12校で、天井の吹きつけ材などに、アスベスト(石綿)使用が判明し、市は、急遽アスベスト飛散防止の安全対策工事を実施していた。この間、当該小学校では、夏休み期間を大幅に延長し、中学校では、近隣小学校に間借り授業をするなど、変則状態を強いられていた。
 8月中旬から行っていた、対称12校でのアスベスト防止工事も進み、8月29日(月)から順次、小学校の授業が再開され、中学校では自校での第2学期が開始されることになった。
 12校のうち、8月11日(木)から工事が行われていた桜小学校、天神小学校と忍路中学校については、25日(木)までに工事が終了した。このため、桜小と天神小は29日(月)から、第2学期の授業が再開。忍路中は31日(水)、自校での授業が再開にこぎつけた。
asbestos2.jpg 残る9校についても、工事は完了しており、空気中の濃度測定結果を待って、安全性を確認し、31日(水)に1・2校、9月1日(木)までには全校で、正常な状態での第2学期の授業が再開される。
 8月29日(月)8:10には、桜小学校(村上進校長・児童数522人)で、大幅に延長された夏休みを終えた児童生徒が、登校して来た。同校体育館で9:00から始業式が行われ、村上進校長は、「アスベスト工事も無事終了したので安心です。夏休みが長くなってしまったけど、第2学期も楽しく過ごしましょう」と、生徒に呼びかけた。
 「友達に会うのは久し振り。毎日サッカーしてた。アスベストのことはそんなに考えてない。夏休みは毎日塾だった」(6年生・男子3人組)、「友達に会えるから学校に来れてうれしい。学校に来たら、いつもサッカーをしてた。今は鬼ごっこ」(5年生・男子4人組)と、長くなった夏休みを終え、早速校庭でサッカーに興じていた。

 関連記事


 中皮腫・じん肺・アスベストセンターHP