小樽市立稲穂小が110周年記念式典!


inahoS.jpg かつて、石原慎太郎東京都知事と俳優石原裕次郎の兄弟が学んだ小学校として知られる、小樽市内の中心地にある小樽市立稲穂小学校(富岡1・原民明校長)が開校110周年を迎え、10月30日(日)10:00から記念式典が同校体育館で行われた。
 稲穂小学校は、1895(明治28)年2月16日に、男子7名女子1名で発足。以来、110年にわたり小樽市の中心小学校としての役割を果たしながら、24,000名に及ぶ卒業生を送り出してきた。
 記念式典は、高田嗣久開校110周年記念協賛会長の挨拶で始まり、原民明稲穂小学校長の式辞、山田勝麿小樽市長、西條文雪教育委員、新倉吉晴校友会長らの祝辞が続いた。
 原校長は、「本校を卒業した児童24,000有余名にも及び、市内はもとより、道内・外で活躍されておりますことは、誠に喜ばしく本校の誇りであります」と述べ、山田勝麿小樽市長は、「かつて、本校に在籍した東京都知事の石原慎太郎氏は稲穂小学校で学んだ日々を『思い出の宝石箱』と称していましたが、これからも多くの子どもたちが、たくさんの素晴らしい思い出の宝石箱を手に、巣立っていくことを願っております」と110周年を祝った。
 記念品として、潮まつりでも着用したTシャツが全校生徒309名や関係者などに配られた。また、同校では2005年開校記念誌「いなほ」を発刊。110年の明治・大正・昭和・平成の歩みや、各組別の生徒が書いた「ぼくのゆめ わたしのゆめ」で「サッカー選手になりたい」、「オリンピックの100メートルで優勝すること」などと、様々な夢が綴られているページや大運動会、潮ねりこみ、全校生徒のカラーページなど、思い出いっぱいの記念誌となっている。