ペットボトルの巨大観覧車!「2005CAN-ART Festival」!

 地域社会の環境美化運動やリサイクル活動の一助として、「2005CAN-ART Festival」が、10月8日(土)から11月6日(日)までの30日間、小樽交通記念館(手宮1)で開かれている。
 このイベントは、北海製罐株式会社(永井勝己代表取締役社長)が、リサイクル環境美化やあき缶・ペットボトルのリサイクル、ポイ捨て消費者のモラル向上のため、93年から社内で行っていた。10年前に小樽交通記念館のオープンに合わせ、創造豊かな「あき缶アート」を通じ、多くの人たちに環境活動のアピールを行っており、小樽では10回目を迎える。
 約1,500本のペットボトルを使用して作られた巨大観覧車が、会場となった交通記念館のエントランスホールに据えられた。“今年度は動く作品にチャレンジ”とあって、巨大観覧車はゆっくりと回る。
 「今はどこの街にも目印として観覧車がある。今年は『観覧車に乗って輪を広げよう』のテーマで作りました。皆さんにこういったことで環境の大切さ、そして楽しさもわかってもらいたい。ペットボトルやあき缶が、楽しく利用することが出来ることを少しでも分かってもらいたい」(北海製罐株式会社総務部・石田和代さん)
 会場には、あき缶で作った飛行機や帽子、鉄人28号などが展示され、客の足を止めていた。少年の心に返った客は携帯で写真を撮ったり、上や下から覗き込み「すごい」、「どうやって作るんだろう」などと驚いていた。
 「2005CAN-ART Festival」は、10月8日(土)から11月6日(日)まで開催している。