雨の中、台湾小樽フェアに人の波!<現地報告>


 小樽市・小樽商工会議所・小樽商大・民間団体の4者で、小樽の観光と物産の売込みやマーケット調査などを通じ、小樽ブランドを海外に広めるキャンペーン「小樽フェア」が、10月8・9・10日の3日間、台湾・台北の大手デパート「太平洋そごう本店」で始まった。この「小樽フェア」は、10月4日から開かれている日本食展の一環としての開催。
 初日の10月8日(土)は、雨にもかかわらず多くの市民が会場に足を運んだ。小樽太鼓衆「鼓響」の威勢の良い音が、台北のデパートから流れた。この現地の様子が、今回のイベントを企画して台北入りしている東アジア経済研究会(台湾マーケットリサーチ)の中野豊会長からの速報が、本サイトにメールで届けられた。報告と写真で台湾の「小樽フェア」を実感して下さい。  ◎関連記事

 ○ 台湾マーケットリサーチ報告について

 標記の事業の第1日目は雨の中、無事終了致しました。以下の様に3団体(東アジア、商工会議所、観光誘致協議会)の事業の速報をお知らせ致します。

 1.東アジア経済研究会(台湾マーケットリサーチ)

 10月4日より台湾そごうで開催されている、日本食展に「小樽ブース」を設けて実演販売をしている小樽物産展は、開催日当日は大変な賑わいで、1日目で試食用の商品が無くなる程で、後続のグループに追加分を運んでもらうほどであった。また、商品の販売も順調に進んでいる。(第1日目の日本食展の来場者数は約8万人とのそごう側の発表)

 また、8日の13時より、小樽物産展、小樽ガラス展、観光誘致協の観光PRの開催セレモニーを台湾そごう1階の特設ステージで行った。その場で私(中野)、中村全博観光誘致協会長が日本語で挨拶し、それを中国語で翻訳した。また、台湾そごうからは、「鐘琴」台湾そごう会長が挨拶をした。

 その後、雨の中「鼓響」の演奏が始まると、徐々に人が集まり、会場一帯は傘の山となった。その後、15:00、17:00と3回公演をし、台湾そごう側が喜ぶほどの集客状況であった。

 その集客状況の中で、小樽の観光DVDを放映しながら、小樽に関するアンケートを台湾市民より採った。

 2.小樽ガラス展

 5日より開催した「小樽ガラス展」も、第1日目で目標の小樽ガラスに対するアンケートの半分以上(約700枚)を回収した。今回は、国の政策のジャパンブランド事業の一貫ということもあり、展示だけしかでず、来場者の中にはどうしても売って欲しいと詰め寄る来場者もいた。

 3.観光誘致(小樽観光誘致協議会)

 5日より訪台している誘致協は勢力的に台湾のエージェントを回り、小樽を売り込んだ。7日には、エージェントを呼び夕食会を開催し、約40社の企業に小樽観光をPRした。その取材を地元紙の「民生報」が取り上げ、翌日の新聞に取り上げられた。

 以上、簡単ですが、速報ということでご報告致します。(中野)